付加価値という名のサービス | ミックスココアのひとりごと

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気ままに思いついたことを折々に

カフェでコーヒーを注文するとコーヒーが出てきます、当たり前のことなんですよね。椅子に座って店内に流れるBGMを聞きながらコーヒーをいただく。

実はカフェはコーヒーと言う飲み物を販売しているんじゃないんですよね、場所と、時間と、空間を一緒に提供しているんですよね、それがコーヒーと言う飲み物についてくる付加価値なんですよね、数百円のコーヒー代の中には場所代が含まれていたんですよね。

「含まれていた・・・」、と過去形で書きましたが、新しい価値観に応えて新しいサービスを生み出したのが、コーヒーショップなんですよね、ドトール・スターバックスetc、そうです、テイクアウトです。

忙しいビジネスマンが1時間と言う短いお昼休みに食事の後にコーヒーも気軽に飲みたいけど、席も空いてなけりゃ時間もない、テイクアウトして職場の自分の席でゆっくりコーヒーが飲みたい、そのニーズに応える販売システム、これも一つの付加価値と言う名のサービスだと思います。

90円を高いと思うか安いと思うか、いろいろでしょうが、ショップの店員さんの「いつもご利用ありがとうございます」の一言、片手を添えて両手で差し出してくれる心遣い、「おはようございます」の言葉と一緒にこぼれる笑顔・・・・、290円を安いと思う理由がいっぱい詰まっています。