リュープリン注射 1回目 | 明日は明日の風がふく

明日は明日の風がふく

2023/3/20 乳がん手術を受けました
浸潤性がんの特殊型(粘液がん)/悪性度1/ステージ1
リンパ節転移なし
エストロゲン受容体 95%/プロゲステロン20%/Ki67 10%
HER2陰性/マイクロポピュラリーあり
右乳房全摘&再建

 

 

 

 

 

以前も報告しましたが・・・

元々あった子宮筋腫が

今年に入ってから、でっかくなっちゃいまして・・・

 

毎日腹痛・・・腰も重い、痛い、動くのキツイ・・・

婦人科で

「筋腫のせいで、子宮が2倍くらいになっている。

そのせいで腸や膀胱が圧迫されて痛くなっている」と言われました

 

筋腫は子宮の内と外、どちらにも出来ていて

内側は貧血の原因、外側は臓器圧迫による腰痛などの原因になっています

毎月、このイラストのように「このまま死ぬんじゃないか」と思うくらいの痛さに襲われます

 

貧血は相変わらずひどくて

「輸血レベル」なくらい鉄分が足りておりません

ちなみに痩せているときも、太っているときも

この症状に変化はありません

 

筋腫は女性ホルモンが出る限りは

どんどん大きくなりますので

閉経を待ってもいいのですが・・・

 

筋腫は無くなることはないので

例え閉経しても、臓器の圧迫は続きます

解決案は「子宮摘出」が一番手っ取り早い方法

 

でもね・・・出産もしていないのに、摘出するのはとても勇気が必要です

何よりも、摘出後に喪失感で鬱になりそうで・・・

 

乳がんになった女性が、乳房を摘出すると、

喪失感で鬱になるのと、同じ感覚だと思います

 

乳房とは違い、子宮は外から見えませんが

それでも喪失感はあると思うのです・・・

女性特有の臓器がなくなることで

「もう私は女性ではないかも・・・」と前向きになれないんですね

摘出をしない場合、薬で痛みを抑えることはできますが

貧血は続きますので、根本的な解決にはなりません

 

会社には「生理痛がひどいから子宮とちゃったわ~(笑)」とか

「あんたも取っちゃいなさいよ~使わないでしょう?」と

聞いてもいないのに話すオバハンが数名いますけど

あ~いうのは、デリカシーがなくて嫌です

その隣で、子宮がんなどで子宮を摘出して

悲しんでいる人もいるかもしれません・・・

 

そこで私が選んだのは「リュープリン注射」です

薬で女性ホルモンを抑えて、体を更年期の状態にします

女性ホルモンが出ませんので、筋腫は大きくならず、小さくなる可能性があり

その結果、うまくいけば貧血も痛みも解決です^^

 

リュープリンは、乳がんや子宮がんの手術の前にも

ホルモンを抑えるために使用するようです

リュープリン注射用3.75mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 (nikkeibp.co.jp)

 

今日は、その注射の1回目

インフルエンザ予防接種よりも痛くない、あっという間の注射でした

 

人によっては、更年期特有の副作用が出るそうですが

私は今のところ全く変化ありません

20~30代女性だと、副作用が強くでるそうですが

生理痛の痛みに比べたら、マシだそうです

 

この注射を28日毎に打ちに行きます

ちなみに保険適用で、1回1万円以内です

 

もし副作用が出て、体がつらい場合は

中止すれば良いだけですし

コロナのワクチンも接種OKです^^

 

私は人間ドックで子宮筋腫を指摘され

  ↓

その後、がん検診で行ったかかりつけの病院でも指摘され

「子宮取ったら?」と言われ

  ↓

さらに近所の医院では「ピル飲む?」と言われ

(この年齢にピルを進める医師はヤブです)

  ↓

やっと今の病院でリュープリンの存在を知りました

それでも、院長と副院長とそれぞれエコーを撮って、診断していただきました

今日、エコーを撮った副院長が「院長に聞いていたよりも筋腫が大きい」とビックリしてました・・・

この副院長が、丁寧に話を聞いてくれ、とても共感してくれる方だったので

リュープリンを接種する気持ちになりました

 

もし、生理痛や子宮筋腫で悩んでいる女性がいたら

摘出する前に、リュープリンを試してみてもいいと思います

ただし、よく担当医と相談してくださいね