= シェイプ・オブ・ウォーター = | 明日は明日の風がふく

明日は明日の風がふく

2023/3/20 乳がん手術を受けました
浸潤性がんの特殊型(粘液がん)/悪性度1/ステージ1
リンパ節転移なし
エストロゲン受容体 95%/プロゲステロン20%/Ki67 10%
HER2陰性/マイクロポピュラリーあり
右乳房全摘&再建

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予告編から気になっているうちに
アカデミー賞とってしまった作品です^^

え~っと・・・なんというか・・・
きっと予算がなければ、超超B級作品になっていたかもしれない
そんな感じです

ストーリーはほぼ予想どおり
あとは音楽とセットと衣装と、雰囲気で
チープにならないようにしている感じがします

あとは演技ですね

ヒロインのイライザを演じるサリー・ホーキンス
イライザと言えば、オードリーを思い出します
途中、オードリーの肖像画も出てくるので
思いっきりあてこんでますね
そのイライザは、地味で、さえなくて、そして言葉を発せない
孤独な女性

そしてイライザが愛する相手「彼」
名前もない、人間でもない、言葉を発せない孤独な「彼」

この話は、言葉を発せない女性
人間ではない彼
ボルチモアで迫害されているイライザの友人
イライザを支えるゲイの友人
マイノリティの人々が
お互いを支えあう話でもあります

大人のファンタジーとか宣伝されていますが
ファンタジーかな~~~
結構、現実的な問題山積みですし
一応R15指定

こういう作品をアカデミー作品賞に選ぶなんて
ちょっと意外でした

不思議な雰囲気の約2時間
たまにはこういうのもいいですね

ちなみにアカデミーでメイクアップ賞を獲った
辻さんがこの「彼」の瞳を作ったとか
日本人として、ちょっと嬉しい^^


あらすじ
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。