
予告編から気になっているうちに
アカデミー賞とってしまった作品です^^
え~っと・・・なんというか・・・
きっと予算がなければ、超超B級作品になっていたかもしれない
そんな感じです
ストーリーはほぼ予想どおり
あとは音楽とセットと衣装と、雰囲気で
チープにならないようにしている感じがします
あとは演技ですね
ヒロインのイライザを演じるサリー・ホーキンス
イライザと言えば、オードリーを思い出します
途中、オードリーの肖像画も出てくるので
思いっきりあてこんでますね
そのイライザは、地味で、さえなくて、そして言葉を発せない
孤独な女性
そしてイライザが愛する相手「彼」
名前もない、人間でもない、言葉を発せない孤独な「彼」
この話は、言葉を発せない女性
人間ではない彼
ボルチモアで迫害されているイライザの友人
イライザを支えるゲイの友人
マイノリティの人々が
お互いを支えあう話でもあります
大人のファンタジーとか宣伝されていますが
ファンタジーかな~~~
結構、現実的な問題山積みですし
一応R15指定
こういう作品をアカデミー作品賞に選ぶなんて
ちょっと意外でした
不思議な雰囲気の約2時間
たまにはこういうのもいいですね
ちなみにアカデミーでメイクアップ賞を獲った
辻さんがこの「彼」の瞳を作ったとか
日本人として、ちょっと嬉しい^^
あらすじ
1962年、米ソ冷戦時代のアメリカで、政府の極秘研究所の清掃員として働く孤独なイライザ(サリー・ホーキンス)は、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と共に秘密の実験を目撃する。アマゾンで崇められていたという、人間ではない“彼”の特異な姿に心惹(ひ)かれた彼女は、こっそり“彼”に会いにいくようになる。ところが“彼”は、もうすぐ実験の犠牲になることが決まっており……。