最近、哀しいことがありました。


次女の幼稚園の園長が、急逝されてしまいました。

私は、幼稚園を選ぶ時、園長の人柄に惚れて入園を決めました。私以外にも、そういうママはたくさんいました。

だから、突然の報告に、ショックで現実を受け入れられませんでした。

いつも元気で園の門に立ち、朝挨拶をしてくれていたので、なぜ急にそんなことになったのか、事情もわからないまま、旅立ちの事実だけを知るなんて、、みんな動揺しました。


七夕リズム会、という行事の日、園長の姿が見えなくて不思議に思っていましたが、その一週間後に、訃報を聞いて、リズム会の日に入院されたという話を聞きました。
病気を持っておられたそうでした。
七夕さまの日がお葬式となり、子供たちには、

「園長先生は、おほしさまになったのよ」という説明をする母子のやりとりを、

後で、園長のご子息が
「言われる人も、言う人も、聞いている人も幸せになる言葉です。新制度の事務的な手続きから幼稚園に関わることになった私にとって、大切なことを、遅ればせながら、皆さまを通して学ばせて頂きました」

と幼稚園からの手紙に書いてありました。


私は、幼稚園から配布されるお手紙の冒頭に書かれてある、園長独特の言い回しが大好きで、
よく読み返したし、ファイルしてあります。

子供たちの園での様子に、園長の感じることが添えられていて、それは、静かに私たち母親をも、あたたかく見守りながら育ててくれているようで、教訓にしていました。


新園長となった、ご子息もまた、
以前から引き継ぎをしていたのは知っていましたが、
率直に素直に、今の気持ちを話されていて、
泣けてしまいました。

手紙の中で
「自宅に戻ってクーラーでキンキンに冷えた母の寝顔は、とびきりの笑顔だった」と書かれていました。
「人生の成績表のような、ご褒美のような、少なくとも私にとってはお手本のような笑顔だった」
そうです。

クールなイメージだったご子息でしたが、
お手紙はとてもあたたかくて、
覚悟を決めたことも伝わり、
ママたちの動揺は最小限だったはずです。


まだ、園に行って門を見ると、園長が立っているような気がして涙がでてきます。。

次女は、えんちょうせんせいは、おほしさまになったんだよね?
しょくいんしつに、きのうも、おとといも、いなかった。

と言っていました。

そうだね。
お星さまになるということは、
明日も明後日も会えない、ということ。

でも、明日も明後日も、空を見れば会えるということ、なんですね。





話は少し変わりますが、私は定期的にというか、忘れた頃見る夢があります。


決まって、エアロのレッスンの夢です。
なぜか、見る夢はいつも、CDが使えなかったり、音が出なかったり、時間通りにレッスンに間に合わなかったりするのです。
お客様の白い目、😭


その時は、夢だと思って見ていないので、
かなり焦っている自分がいます💦

酷い時は、スタジオの前がガケになっていてたどり着けなかったり。
先日は、ウォーミングアップに間に合わなくて、代わりに別のインストラクターがアップだけしといたから!という場面だったり💦
(しかも代わりのインストラクター、超先輩💦)


全然コリオがわからなくて、お客様の足を何分も留めてしたり(絶対あっちゃいけないやつ😭)


もう絶対無理だー‼️


という所で、目がさめる。
ほいで、夢でよかったぁぁぁぁぁぁ😭

とめちゃくちゃホッとする、というパターン。


これ、何回みたかわからないほど。


先日、エアロの代行して程なく、またその夢がやってきました、😭


でも、私、この夢一生見る気がします。
変な言い方ですが、見なくなったらダメなんじゃないか、と思います。


自分のレッスンに緊張感があって、人前に立つということで、無意識に自分を追い込んでいるんだろな、と思います。


年も重ねて、私の言い回しやら、雰囲気もだいぶ変わってきたとは思いますが、
(前より楽に自然体でレッスンできるようになりました)

その夢は、忘れるなよっていう警告なのか、
教訓なのか、初心なのかわからないけど、


自分を見つめ直す機会になってます💦


新園長もおっしゃっていましたが、
今回の園長の出来事から、逆算して、
今どうすべきかということを常に考えて、

心の保育をしていきたい、と。




人生は限りがあるのだから、
最期にとびきりの笑顔で終われるよう、

いつでも後悔のないよう、その時できることを精一杯やる。心から向き合う。


そんなことを感じさせられました。


次女の幼稚園の園長、本当に素敵でした。
私も、あんな風な母であり、女性でありたいと思います。

時々こわいエアロの夢にうなされながら、笑。
時々夜空の星を探しながら。