夏休み、こどもたちと一緒にいて、気づいたことがありました。
女の子はごっこ遊びが大好きです。
いつも姉妹で「おみせごっこ」「がっこうごっこ」「おうちごっこ」をしています。
会話を聞いていると、
「じゃあ、2人ともぷりきゅあってことね」
「じゃあ、わたしは妖精ってことね」
「じゃあ、わたしはバブちゃんね」
なんて、登場人物から場面設定まで自由に作って遊んでいます
これは最近ですが、少し前はもっとファンタジーで、家でなくとも、急にスイッチが入って
あたりをキョロキョロしだして、
「どしたの?」というと、
「今、真っ黒クロスケがいたんだよ!」
とか、(^_^;)
友達の女の子は、幼稚園に行くとき、ママと
手を繋いでないほうの反対の手も、実際は誰とも繋いでいないけど、誰かと繋いでいる格好をしていて(^_^;)、ママが
「○ちゃん、誰とお手手つないでるの?」と聞くと
「妖精だよ」と答えたりする話を聞いたりしてました。
幼稚園あたりまで、特に女の子には、夢見心地というか、現実的でない世界に生きてるところがあって、それが面白いなぁと思います。
大人でこれが続くと、「痛い人」になってしまうけど、子供の頃の、この夢見心地な世界が、感受性を豊かにするというか、物の捉え方を豊かにするような気がしました。
夏休み、よく娘と朝散歩しました。
起きたらすぐ着替えて、近くの川沿いを歩いていると、2人がよく、道端にいる虫や花をみつけて、「ママ、みて!」と興奮して教えてくれました。
それは、セミのハネをアリが運んでいる様子だったり、小さな実だったり、シュリケンみたいな形の花だったりするのですが。
特に長女は、表現の幅が広がってきて、
盛り上がった土の上に木が生えていると
「つちが根っこをおしてるみたいだね〜」とか
大雨のあとの水たまりに空がうつっていると、
「そらが目の前にあるみたいだ〜〜」
などと言います。
早朝の川沿いには、夜中に活動した自然のあとがあって、そういう発見は、子供たちのほうが目ざとくて、関心することもありました。
わたしは、長女に、
「そういう発見を、写真にとってあげるから、自由研究にしてみたら?」というと、娘も乗ってくれ、それからはスマホで写真をとりながら散歩するようになりました。
語彙力はないけど、その時発見した感動を、たくさん味わって、これからも心を豊かにしてもらいたいなぁと感じた夏休みでした。
たまたま次女が一人遊びをしていたので、パチリ。
ここは、乗ってあげないと、(^_^;)
「はじめてのおつかい」のパロディが始まったので、付き合いました。
ジブリもディズニーも絵本も、たくさん味わって、今は思い切り、夢の世界に浸っていてほしいと思いました、♡