あたたかくなってきました☺︎


先日、友人であり、トレーナーとして大活躍の齋藤まさのりさんが、千葉の関宿中学校で体育の講演をするので見学にいってきました。


齋藤さんは千葉県の別の公立中学校で体育の授業を担当しており、生徒たちの身体に大きな変化が見られ、体力レベルだけでなく学力も向上したということが話題になり、今回関宿中学校で、講演の依頼がありました。

私は、話には聞いていたのですが、帰りが夜までかかってしまうことや、子供の行事などで伺うことが難しく、なかなか行けなかったのですが、
色々なことを調整して、やっと行くことができました☺︎


関宿中学校は、1学年が15名前後の、全体でも60名弱の少人数の中学校です。
千葉で順位を競う駅伝で最下位になってしまい、まわりから『数が少ないからしょうがないよ』と言われ、負けることに慣れてしまっては、と校長先生が、なんとか自信を持たせてあげたい、と齋藤さんに依頼が入ったそうです。


齋藤さんは、身体の、今使えていないだけの部分的な弱化を目覚めさせること、神経ー筋肉の伝達をスムーズにさせるために、脊柱からの指令にアプローチすること、身体の神経反射を上手く活用することなど、実技を交えて話しました。


生徒さんたちは、身体が一瞬で柔らかくなったり、硬くなったり、力が入るようになったり抜けたりするのを、期待どおりのリアクションでやってくれました、☺︎
野球部の男子には、スクワットフォームがパフォーマンスをあげるためにいかに大事かや、
吹奏楽部の女子には、肺活量をあげるためには、マラソンのフォームをまずしっかりさせてから、有酸素トレーニングをする大切さなど、身近で実践的な質疑応答もありました。

中学生には、少し難しいかもしれない内容を敢えてやることが、中学生のモチベーションを上げるということも、みていで関心しました。
子供扱いされたくないお年頃なんですね☺︎


私は、生徒さんたちのフォームを直したり、個別に対応してまわりました。


中学生なので、結果が一瞬で出て、競技スポーツに生かせる内容に食いつきますが、将来すごく大人になったとき、介護が必要な人にならなくてすむよう、という齋藤さんの深い願いも秘められていました。


そして、今オリンピック選手として活躍しているアスリートたちも、ケガで苦しんだりすることもあります。齋藤さんがみているアスリートも、
中学生くらいのときに、こういう身体の使い方をもっと知っていたらよかった、と言うそうです。


講演には、生徒だけでなく、全校内の先生も聴きにきており、実技では一緒に行い、できた、とか苦しい、とか悲鳴が聞こえました、笑。

講演前と後では、生徒たちの表情も生き生きさが増して、質問もたくさん出ていました。

中学生って面白い。
全くの子供でもないし、純粋さもあり、面白ければ食いつくし、態度がわかりやすい。自分で考えて、答えを出せる能力もあるし、まだ恥ずかしい気持ちもあったりして。


校長先生も、素敵な方でした。
生徒のことを一人ひとり把握している上で、担任の先生を立て、愛情深くて情熱的な人でした。
東武動物公園駅まで自ら、迎えにきて下さいました。


給食も頂きました。
懐かしかった❗️

栄養と予算を考えると、これが精一杯なんだろうなと思いましたが、給食にもう少しお金をかけてあげたい、と先生はおっしゃっていましたし、私もそう思いました。

味はとっても美味しかったです☺︎


講演を聴きながら、齋藤さんの想い、よくわかりました。私を呼んでくれたことも。


私もぼんやりしていた将来の夢を少しはっきりさせてもらった気分です。
たくさんの気づきをもらえた、貴重な時間でした。


さて、今は帰りの電車の中。
こんな時間まで私が家をあけるなんてない。


子供たちと、見てくれた母と主人に感謝しなきゃ☺︎
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