さてさて、
お待ちかねの?この続きだよー


そもそも、
なぜこんな吐きそうな「アリエナイ」を覆してまで、私が電話をかける気になったのかと言うと、
切羽詰まった理由があったんだよね。


離婚してから、
少しお付き合いをした人もいたのだけど、
そしてその彼には、
とっても優しくもしてもらって、

「男の人って優しい生き物だったんだガーン

なんてことにも気付かせてもらい、
←オイ、今まで男の人をなんだと思ってたんだ

ある意味、また恋をしようと思えるためのリハビリにもなったのだけど。


でも…


相変わらず、
ヤツが頻繁に夢に出てくるのだショボーン

夢の内容は
意外に脳天気な感じでw
毎回、別に嫌な内容でもなかったのだけど
結構な頻度で出てくる笑い泣き


そもそも付き合って2年、
結婚して一緒に暮らしてたのが2年、
合計4年だけなんだよ?
それを上回る5年も離婚から経過してるのに、なんでまだ出てくるの⁉️



もうとっくに過去のものだと思っているのに

もう前を向いてズンズン歩いているつもりなのに



ちょうど、今の彼と出会って、
少しずつ関係を作ろうとしていた。


まだ彼のこともよくわからないし、
お付き合いするかもまだ全然わからなかったのだけど


それでも、

なんだかこの人との関係は大事にしたい!
なんだかこの人とはちゃんと向き合っていきたい!
って直感があった。



だから、
ほんとにほんとにほんとにほんとに!
今までの自分をちゃんと卒業したかった。


また同じようなことを繰り返して、
この大事にしたい関係をいつか壊してしまうんじゃないか?って怖かったえーん


そしたら、きっと、とんでもなく後悔する


だから、彼との関係が本格的に進む前に、なにがなんでもなんとかしたかった。



で、


心臓が皺くちゃになりそうなくらい自分を奮い立たせて電話したわけですゲロー



もしもし?



声を聞いた瞬間は、
思わず切りたくなったけど

なんとか踏み止まった。




冷静に話すつもりが、


結局のところ、泣きながら話すこと40分笑い泣き
←人気の少ない夜の道端で泣きながら電話する四十路の女…コワイわw


話しているうち、
次から次へと
言うつもりもなかったことまで
出口を待っていた言葉たちが出てきた滝汗



たくさん傷ついたけど、大好きだと思っていた気持ちは本当だし、出会えたこと自体には感謝してること。


息子を授けてくれたこと、私を母親にしてくれたことを感謝してること。


そして、
離婚のプロセスの中で、たくさん傷つけたことを申し訳なく思っていること。


最後まで関係をまっとう出来なかったことを、とても残念に思っていること。


自分の至らなさにも気づいたし、嫌な思いをたくさんさせたことを謝りたいと思っていること。


でも今も怖いという気持ちが残っていること。


さらには、
あのときこんな風に言われて哀しかったー
あのとき本当はすごく辛かったー
あのとき本当はこうして欲しかったー


なんていう
過去の恨み節まで。

自分でも、いまさらそれ言う⁉️みたいな内容。



だけどなぜか、
彼は、
ただただそのまま聞いてくれた。



それだけじゃなくて

彼自身も、あれやこれや申し訳ない気持ちでいること。

自分の弱さ、未熟さで酷いことをしたと思っていること。

自分なりに、今も息子の成長をいつも気にかけていること。




まさかそんな気持ちが彼の中にあったなんてポーン


耳を疑ったけど、
それは事実らしかった。




彼との離婚の話し合いは
まったくの平行線で、
逃げられるか、
罵られるかばかりでどうにもならず、


調停を経て
さらには裁判までして(ついでに言うと、彼が上告したので高等裁判所まで行った笑い泣き

無理やりもぎ取った離婚。



最後まで、
互いの言葉はすれ違ったままで、
気持ちが交わることもなく、
最悪な後味で終わった関係だった。



まさか
こんな風に、素直な気持ちを伝え合える日がくるなんて。




素直な気持ちを話してわかったこと。

それは、

私は、

彼との結婚を決して後悔はしていないこと

互いにいろいろ未熟で傷つけ合ったけど、それもまた仕方のないことだったんだってこと

そしてやっぱり、
離婚したことも後悔していないこと。



つまりは、
ソウナルヨウニデキテイル
だったってこと爆笑



このとき、
やっと終わったんだと思う。
ちゃんと彼との関係を卒業できた。



ずっと握りしめていたものを
やっと手放すことができて


やっと新しい自分を
始められるスタートラインに立った。



電話を切ったときには、
自分の中にあったモヤモヤが不思議なくらい晴れていて(目は腫れまくってたけど笑い泣き
それが確信として感じられた。



ずっとないものとして蓋をして、
心の奥底に握りしめていたのは、


ありがとうごめんなさいだった。





その日を境に、

自分の過去も、今も、
そのままに肯定できるようになった。



この日からもう4年以上が経ち、

おかげさまで、
当時はまだ何者かよくわかんなかった彼とは自分史上最高に心地いい関係を築けてますラブ



全てはあの電話から。
勇気を出して電話した私を褒めてやりたい。


グッジョブ私ちゅー



何かうまくいかないなぁーって気がしたら

自分の中のアリエナイ人に、
伝えられていない
ありがとうごめんなさいを握りしめていないかを探してみるといいかもニヤリ