世の中の多くが、認知症が治ることを知らなかったり
病気ではないことも知らなかったりしています。
いろんな病気で差別があり、私も腹立たしい思いをして暮らしています。

父さんから遺伝した喘息で、私も『障害児』扱いされることがありました。
教員の蔑視のせいでいじめにもあっていました。
それでも親が兄弟が守ってくれて強くなりました。

父さんが今、蔑視されて私のせいにされても守ってあげられません。
私の助けが必要であれば、私のせいにして怒鳴り散らすのでなく、
相談してもらえたら《認知症家族の会》などの自助グループに一緒に参加出来ます。

父さんは今、高齢者という弱者でありますが、言った相手もそう変わりありません。

母も障害者に対して“気の毒”程度に差別していました。
そのためデイサービス利用当初「あんな人たちといたらダメになる」という
葛藤がありました。
それでもこの5、6年で受け入れられるようになりました。

父さんを認知症と言ってバカにしている人たちは『天に向かって唾を吐く』人たち。
すぐに言われる立場になります。
「お気の毒に」と思ってあげたらいいと思います。



みわ
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