死を知って生を学ぶ
つくづく仲間たちワンコの
死に触れて思います
人って愚かですよね
死なないと分からない
死が身近に起こって初めて知る
ようやく思い出す
アグリのテトくん
柴犬暮らしのラズちゃん
ラズちゃんと同じ治療をしていた
まふまふさん
次から次へとお空組に
旅立ってしまった
旅立ってしまってから
桃太郎の時の後悔や
すももの介護期のことを思い出して
あれこれもっと
発信すればよかったなんて思ったり
何も出来なかった自分を
悲しく情けなく思ったりしています
それでもひとつずつ確信したことに
柴犬は最期まで散歩する
すももは
関節が痛み始めてからも
ずっと散歩していました
毎日同じじゃなくても
歩ける時に歩けるだけ
整体師なのでわかるんですが
土の上なら圧を吸収して関節の負担が軽い
だけど
歩きたい時に居る家族と一緒に歩けるだけ
だから必然的にコンクリートを頑張っちゃう
元々はおサボり得意な仔ですが
お兄ちゃんの事故から
恐怖と闘うお散歩へ
そして何かに向かって歩く散歩へ
時にはいたずらして
笑わせてくれる優しい仔🐶
事故の翌朝でもこんな風に
大好きなお兄ちゃんを想わない日はないのに
お母ちゃん
笑って
だんだんと
転ぶようになって
立てなくなって
トイレに間に合わなくて
すごくショックを受けたすももを
バルコニーだけじゃなくて
カートに乗せて公園で降ろして
ちゃんとおトイレしますから
寝たきりになった最後2週間も
母が起きる前に
カートの散歩で公園で台車に乗り換えて
少しでも足裏を土に付けて
お話ししながらゆっくり進むと
ちゃんと💩もしたのよ
しかもコロコロいいウンチ
お部屋で寝てても
おトイレの時は足バタバタして
すももが大好きな
ビニールプールで過ごしても
お兄ちゃんの方ばっかり向いて
だからプールから出してお兄ちゃんを見ながら
エア散歩
アレ
お兄ちゃんのところに行きたいの
何度か起こした痙攣発作のたびに
お兄ちゃんの方に手を伸ばして
ご飯食べてくれるクセに
早くお兄ちゃんのところに行きたいみたい
結局
ジタバタ…ジタバタ…ギューンって
伸びして伸びして
脱皮するようにお兄ちゃんのところに
旅立ったすもも
最期の笑顔を忘れないよ
ラズちゃんは
歩いて歩いて…歩いて歩いて…どこまでも
歩いてお空に旅立ったって
ラズちゃんは最期まで
本当に最後の最期まで歩いて…歩き続けて
ママに弱くなった姿を見せないで
元気に歩くラズちゃんのまま逝ったって
すごいね
すももはどうかな
途中でゴロゴロしてるでしょ
お兄ちゃんの姿が見えたら
わざとゴロンて転がって
引っ張ってって
ラズちゃんに
もう頑張らなくて大丈夫って
立派に歩き切ったよって
ママがたくさん泣いちゃって
パパも淋しいって
お家に帰って
カーテン揺らして見せたり
ご飯の時
一緒に並んでみたり
玄関に行って足音聞かせて
お供えいたずらしたり
ここにいるよ
ってお知らせしてって
すももから伝えてね
お兄ちゃんはみんなに厳しいから
びっくりするかもしれないからね
でもって
すももも桃太郎と一緒に帰っておいでね