コーンアイスな生活 ジャイアントコーンとクリスピーナを比較してみる | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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私の大好きなコーンアイスでありますジャイアントコーンとクリスピーナを比較してみます。両者ともよく買ってきたものなのでかつての味であれば頭にしっかりと味のイメージが残っています。しかし昨今のジャイアントコーンのレベルアップにより両者の差はどこまで広がったのか、あるいは縮まったのかに注目したいと思います。

ジャアントコーンは味をそろえるためにチョコナッツを選んでみます。
では上から順に比較しますね。

まずはトッピングのナッツまたはクランチであります。これはクリスピーナのクランチは一つ上ですね。このクランチの軽い食感こそがクリスピーナの魅力ですから、ここは譲れないでしょう。4-3でクリスピーナの勝ちでしょうか。

つづいてチョコですね。これはもう絶対的にジャイアントコーンであります。チョコレートメーカーのような派手さのある風味を狙ってはいませんが、チョコらしさがしっかりと主張されているのです。それに比べるとクリスピーナはチョコ単体ではちょっとお粗末。カカオの風味が感じられません。クランチの乗った茶色い物体は無意識にチョコを感じさせますから、食べる側の想像力が高ければ問題ありませんけどね。ここは4-2でジャアントコーンの勝利です。

続いてクリームですね。これもジャイアントコーンは素晴らしいのです。柔らかく口どけは優しい、それでいてミルクのコクもあり、なおかつ後味にかけて甘みが高揚していく展開美。バニラのナッティーな風味も感じられます。それに比べるとクリスピーナのクリームは安価な印象です。あくまでクリーム、バニラではないという感じで、生地はやや硬いものとなっています。風味が少ないのに硬めの生地であるために非常に閉鎖的な印象です。5-2でジャイアントコーンの勝利ですでね。

最後にコーンです。これはクリスピーナの完全勝利でしょう!
どうしてグリコのコーンは不味いのか? 開発者はコーンに興味がないようです。金魚すくいにでも使われそうなコーン生地はクリームが湿りだし、せっかくのクリームの美味しさを支えきれていないどころか台無しにしています。一方でクリスピーナは硬く噛みごたえがあり、チョコをコーティングされていることで風味も豊かであります。ここは4-1でクリスピーナの勝利ですね。

そうするとトータルではジャイアントコーンが13点、クリスピーナが12点となります。
それではジャイアントコーンの勝利か?
というわけでもないのです。個々のパーツでは確かにジャイアントコーンが上です。しかしパーツの調和に優れるクリスピーナを私は評価したいと思います。

味気ないトッピングのチョコではありますが、噛むたびにチョコがクリームに絡み、お互いを高めています。チョコの風味も増しますし、クリームの味も引き立ててられます。そしてコーンの食感のよさと美味しさは、全体を品よくまとめます。クリームをぐっと支えて、味のコントラストも明確にします。それによく考えてみれば全体の2/3はコーンのある部分を食べているわけです。これではコーンが不味いジャイントコーンが勝てるわけがないでしょう。

最後に何より大きな差は、クリスピーナはジャアイントコーンのように包装紙にべた付くこともなく、食べやすいということです。

あー食べたくなってきたなあ。

最終結果は、クリスピーナを85点。ジャイアントコーンを84点とします。
でも私はジャアントコーンをまた買うんだろうなあと思います。
それはジャイアントコーンの方がジャンキーな魅力があるからです。
ロッテリアとマックのハンバーガーは、よくよく比べてみるとロッテリアの方が美味しいんです。でも食べたくなるのはジャンキーなマックだったりします。カジュアルな場所ではいくら素晴らしい生地を使用していてもアルマーニよりもリーバイスのパンツの方が嬉しいみたいなことがあるんですよね。

もちろんクリスピーナも大好きでが、私はジャイアントコーンが止められない人なのですよ。