地域限定のしょうゆ味ポテトチップスを評価する。 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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御殿場高原の中心で富士山メシをサケぶョ。でも転勤したらブログは終了だけどね。


カルビーポテトチップスの地域醤油シリーズで、地域性の研究。

対象は、「九州しょうゆ」味、「関西だしじょうゆ」味、「(北海道限定)バターしょうゆ」味の3つ。

この3つのお味と、コレに合うお酒を考えてみます。

まずは九州しょうゆから。こちらは鹿児島産地鶏を使っているらしいのだが、産地偽装は大丈夫でしょうか? 九州産の地鶏は人気ゆえに心配です。余計なお世話でしたね。お味のほうは、流石は九州といった感じで濃厚です。チキンの香が強く味もどっしり。イメージとしては醤油ダブルコンソメって感じです。そして、このようなガッチリ系のテイストに負けないのはビールですよね。ポテトチップスにビール・・・うーん、大学生が自宅で飲んでるみたいで素敵です。九州人のワイルドさが伝わります。

一方で関西じょうゆはあっさりテイスト。カツオや昆布などの海産物をベースとするダシで、ほのかな昆布醤油の風味と後味として拡がるカツオの風味。上品です。しかし魚の味というのは、フライドポテトと合わせると若干の違和感がありますね。しょうゆだけでも合いにくいと思うのですが、魚が加わることでさらに臭みが残る気がします。だから薄味なのかもしれませんが、まあ可もあり不可もありという感じです。考えずに食べれば美味しいけど、意識して食べてしまうと不味い・・・そういう味なんですね。私がこれにお酒を合わせるのであれば、私なら日本酒でしょうかね。この商品は抜きにしても、関西はだしのとり方が繊細で上品な地域で素敵だと思います。

最後に北海道限定のバターしょうゆ。これは凄い味ですね。数値的にとらえればまあまあ強めといった味なんですが、バターを下から醤油が押し上げてくるのです。だから印象としては凄く強い味! しかもどんな上等なバターを使用したところで無意味と思えるほどに、バターの嫌味な臭いだけが次々と持ち上がってきます。改めてバター醤油という組合せを考えさせられるものになりました。バターと醤油ってよく見かける組合せなのですが、非常にリスクの大きなものだったんですね。しかしお互いを強く干渉しあうという意味では、ピタリと嵌れば最高のものにもなるんでしょう。人気店でも見かける味付けなので、そのようなお店の主人の腕はきっと高いレベルにあるんだろうなあと思いました。ちなみにポテトチップスの場合は、ポテトが薄いので難しいですよね。バターと醤油で攻撃されたら、主材料の味はベースとなりえません。潰されてしまいますよ。よって私には低評価。地域限定ということですから、一度の出会いを楽しむメニューとして、珍しさや意外性に主眼を置いて味わうのが正解なんでしょう。これにあわせるお酒は・・・難しいなあ。逆に、これに合わせるお酒を見つけたら、私の食事のレパートリーは相当に広がるかもしれないです。そんな開発心が沸き上がる味を提供するなんて、やはり北海道人のフロンティア精神の表れなのでしょうか。

というわけで、情報を求めます。
あなたが考えるバター醤油にあうお酒は何でしょうか?

ビールを80点として、点数をつけてください。
お願いします。

真面目に言ってますよ(笑)。
私には外国産の癖の強い黒ビールだったり、逆に癖の無いスパークリングワインだったりといったかわし系の消極的選出しかできないです。