箱根ベーカリーのカツサンド | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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御殿場高原の中心で富士山メシをサケぶョ。でも転勤したらブログは終了だけどね。


小麦の良さが伝わりやすいパンですね。
じわーっと優しい甘みが浮き上がり、マーガリンやミルクの風合いを感じさせます。中盤にはさざ波を思わせるようにジワーッと塩気が広がります。
カツはこれぞカツサンドのためのソースです。甘さしっかりに辛味を感じさせます。衣をしっとりさせても許させるほどの旨みの厚みに長けたソースです。典型的にして、そのことを極めたものでありますね。これは侮れません。
カツもまた適度な肉肉しい固さを持った典型的なカツサンドのカツの肉質。
こうして考えてみると、すべて直球ど真ん中を、精密なまでに貫いていることに感動します。

ど真ん中系の性格の作品というものは、ある種の思い切りの良さを感じさせることが一般的ですが、この作品は緻密なまでのど真ん中狙いという印象です。
日本を代表する3大菓子パン(あんパン、メロンパン、明太フランスって、私が決めた)の一つに食い込もうかという、最終兵器的名作カツサンドでありますから、ここは是非外国人のお客様に食べてほしいと願うくらいの完成度。

これは素晴らしいものを食べちゃったな!