ファミマのWクリームエクレアに負けるな! ファミマの「なめらかクリームシュー」 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

御殿場高原の中心で富士山メシをサケぶョ。でも転勤したらブログは終了だけどね。


ファミリーマートのWクリームエクレアの話を書くと、閲覧者が増える・・・、とその傾向という思い込みに騙されて書きつづける私。
今回はWクリームエクレアのつくり手、ヨネザワ製菓さんの「なめらかクリームシュー」(ファミリーマート限定)を紹介しましょう。
こちらは北海道牛乳を使用したカスタードクリームとのこと。
価格は105円。

ところで牛乳は北海道のものが美味しいんでしょうか?
そんな気はしますが、飲み比べたことがありません。

というカスタードクリームですが、カスタードクリームこそがこのヨネザワ製菓が一番自信を持ってプロデュースする逸品。ヨネザワ製菓とはカスタードクリーム屋といっても過言では無いのです。

ところがWクリームエクレアという、ホイップクリームが中心でカスタードクリームはアクセント程度に添えられた商品がコンビニグルメ史上に残る歴史的名品となり、そのブランドイメージに迷いが生じないか・・・、などと余計な心配する必要は無いのですが、そんなわけだか、どんなわけだかカスタードクリームをがっちり食べられる商品である、なめらかシュークリームを紹介するのです。

このシュークリーム、なかなか優秀なんです。
ミニシューや、エクレアでも食べることのできるカスタードクリームですが、これだけまとまった量を食べられるとなると、その美味しさがダイレクトに伝わるのです。チョビッと食べても美味しさがわからないけど、ガッチリ食べると真価を発揮するもの・・・、そんな食べ物は数多くありますが、このカスタードクリームもその一つですね。

逆に言えば、生クリームに比べるとくどくなりがちなカスタードクリームを、たくさん食べさせても納得させるのはさすがはカスタードクリーム屋の真骨頂。

卵黄の表現力がしっかりしていながら、卵の癖と思える風味をギリギリのところまで押し出しながらも、そこで抑えるといった絶妙なバランス(私の好みはもう少し抑え目でもいいのですがね)。コンビニスイーツと思えないほど、滑らかさに拘りが感じられ、生地の中に閉じ込められながらも、その魅力を劣化させていないという印象。

皮は、ヨネザワ製菓さんのシュー生地はどれもほろ苦さがややしっかりとした張りを持って現れるタイプ。セブンイレブンのシュークリームのような丸みのある苦味ではありません。それ故に皮の味はクリームとの同調や馴染みを狙ったものではなく、スイカの塩的にコントラストを表現するもの。柔らかい生地ながらも厚みがあり、気泡がしっかりと含まれた生地であります。エクレアと差は無いとは思うものの、その形状からエクレアよりも美味しく感じられます。形状によるメリットか、それともエクレアではトッピングに使われている旨みの少ないチョコのせいなのかは不明ですが、シュー皮はシュークリームの方がエクレアよりも美味しく感じられると思います。

82.6点。
美味しい105円のスイーツです。

もちろん専門店のフレッシュなものと比べてはいけないが・・・ね。