ようこそドーナツマニアランドへ あんドーナツNo.1決定戦 第4話:専門店の餡ドーナツ編 | 御殿場高原ブログ ~禁煙に失敗したら即閉鎖することを約束させられたブログ~

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セブンイレブンの餡ドーナツの美味しさを,
製パンメーカー、コンビニ各社のブランドtと比較して調べてまいりましたが、今度は専門店の餡ドーナツと比較してみましょう。

まず一つ目の挑戦者は、私の地元の有名パン屋さんの餡ドーナツです。餡は和菓子店仕様、パン生地にも非常なこだわりを持つお店です。特にアンパンで高い知名度を誇っているお店ですから、餡ドーナツは譲れないジャンルであることは間違いないでしょう。

そして二つ目の挑戦者は、ドーナツといえばもちろんのこと、ミスタードーナツです。新作のリッチドーナツの小倉味は、ミスタードーナツとしては148円(だったかな?)とリッチな価格帯の上位モデルですから、これが100円以下のセブンイレブンに負けられるはずもありません。

では比較します。
まずは有名パン屋さんのものからお話します。この記事を読んでいる人に、どこの店かもわからないパン屋の餡ドーナツを説明しても無意味なのは百も承知ですが、セブンイレブンの力量を量るには面白い比較でありましょう。

で、食べてみましたのです。
正直ショックです。
セブンイレブンの餡ドーナツのはるかに上をいっていました。餡のキメの細かさ、パン生地に使われる素材そのものの高級感・・・、完璧なまでにセブンイレブンの上位に立っています。うーん、これがコンビニパンの限界か~と、残念な思いです。セブンイレブンのものがなまじ和風テイストの餡ドーナツなだけに、良い餡を使われるとひとたまりもありませんね。

次にミスタードーナツのリッチドーナツ小倉を食べてみました。これまた歴然とした差です。餡もよくできています。ちょっとミスタードーナツを再評価してしまいました。餡は全ての製パンメーカーやコンビニブランドの上であります。そして何よりも強さを見せたのはドーナツ生地であります。生地にしっかりとした風味があり、弾力性があって中の餡の良さを素直に表現します。ドーナツの卵黄の風味が餡とぶつかることなく、和風になり過ぎない良いバランスで仕上がっています。先ほど紹介したパン屋さんのドーナツは和風テイストで餡との協調を図っていましたが、ミスタードーナツの強気で正直な作りには感服します。ドーナツに主眼を置いた餡ドーナツです。

得点をつけるならば、パン屋の餡ドーナツが86点。ミスタードーナツが85点でした。やはり和菓子屋の餡を使われると、後味、余韻の素晴らしさは他の追従を許しませんね。またプラスチックフィルム包装のパンでは良いパン生地を生み出せないことを教えられました。

ただし和菓子テイストでしか良いものを出せなかったパン屋の餡ドーナツは、アンパンのマイナーチェンジモデルにすぎません。私の好みで言えば、ミスタードーナツのリッチドーナツ小倉こそが、餡ドーナツの最終形態に最も近いものだったと思います。

というわけで、結論。
優れた餡ドーナツを食べたければ、ミスタードーナツに行きなさい!