最近はコンビニエンスストアで、クッキードーナツタイプの商品が売られているのを見かけます。昔は柔らかいドーナツばかりだったのに、時流は私に向かっているのか？ ・・・と、ハード系ドーナツを好む私は勘違いをするのです。
それではコンビニで購入できる気になる４品を紹介しましょう！
山崎製パンの「ローズネットクッキー」、サークルＫのおいしいパン生活から「クッキースティックドーナツアーモンド」、ミニストップの「黒糖入りチュロッキー」と「２色チュロッキー」です。
それでは早速味をチェックしてみましょう！
デザイン的には黒糖入りチュロッキーが気になるところです。表面のヒダもさることながら、最近車の後部に張られている流行のステッカーみたいなデザインが外国のお菓子的でワクワクします。ミスタードーナッツにも似たデザインの商品がありますよね。サクサク度としては中の上くらい。サクサクという軽い触感というよりは、硬いけど重い食感かと思います。むしろ噛みつづけるうちに所々でサクサクとした部分が出てくることが嬉しいドーナツです。一口目の感触にサックリした印象が薄いのは、生地の重量感はもちろんですが、風味が内向的なことも一因でしょう。黒糖が入っていることで沖縄のドーナツのような印象も受けます。しかし表面の硬さはなかなかなので、私の好むところです。ミニストップはこれの姉妹商品として２色チュロッキーも発売しています。しかしこちらは黒糖入りに比べて風味が重いです。チョコレートは苦味が少し押しつけがましい感じがします。プレーンの方が好みですね。それでも黒糖入りチュロッキーのサクサク感は味わえるものではなく、少ししっとりとしているかのような弾力性にも欠ける食感で残念です。
このチュロッキーの風味とは逆に山崎製パンのローズネットクッキーは、外交的な風味が魅力です（って、チュロッキーも実は山崎製パン製です）。表面は黒糖入りチュロッキーに比べると柔らかいのですが、程度はそれほどではないものの中までさっくりした食感がみられるので、軽快な印象が残ります。ドーナツ生地独特の卵と砂糖の風味のふくらみが感じられるドーナツであります（クッキーって書いてあるけどね）。
最後にクッキースティックドーナツアーモンドですが、こちらは特にアーモンドという印象はないです。むしろ黒糖入りチェロッキーよりもこちらの方が黒糖入りチェロッキーという名前が似合うかのような風味ですね。ミニストップの黒糖入りチェロッキーのように表面に大きな加工を施してはいませんが、甘さと硬さの両立できた一品であります。
それでは本日の採点です。
山崎製パン「ローズネットクッキー」 ８５点
ミニストップ「黒糖入りチェロッキー」 ８４点
サークルＫ「クッキースティックドーナツアーモンド」 ８１点
ミニストップ「２色チュロッキー」 ７７点
というわけで、山崎製パンのローズネットクッキーの勝利です、おめでとう！