プロフィール

 

 

十川美和子(そがわみわこ)

神奈川県横須賀市

2025年4月現在 60歳

 美らくる堂店主

 

 

「夢ほどき案内人」という肩書きをつけてみています。起きていてこの世界で見ている夢と眠って見る夢を、よく見て味わって、それを「ほどく(解く)」案内をする、はたらきをしたいと思っています。

 

「夢ほどき」というのは、古代からある「夢解き」のようなものですが、占いや未来を予測するためのものではありません。本来は何も足りないものはなく完全である自分を知るために夢を使う、その使い方をご案内します。また、地上の行動レベルでは、夢のイメージ世界から感じ取ったものを意志や行動にして、納得のいく形で生きることをサポートします。それが、私独自の夢解き「夢ほどき」です。

 

小学生の頃から、眠って見る夢はよく覚えているほうでした。バルタン星人や大波に追われる悪夢の中で、夢と気づいて(明晰夢)恐怖に震えながらも「これは夢だから目覚めれば大丈夫」と夢の中で思っているような子供でした。10代からは、印象的な夢は日記に書きとめ、夢に関する本を参考に解釈を試み、夢見に関心を持ってきました。

40代になってから、霊的成長のための夢分析を学びました。夢に現れる情報の多さ、夢から知ることができる内なる豊かさに驚きました。夢に意識を向けた時受け取ったメッセージをもとに、決断し、祈り、恵みを受け取る、それを続けてきました。これまでに、夢解きの個人セッション、グループワーク、年初めの「初夢会」などの活動をしてきました。


  ピンク薔薇


過去の職業としては、20代にアパレル販売と都市ガス関係の仕事(主に営業)に就きました。

 

29歳で結婚し専業主婦となり、21世紀に入る少し前、33歳の時、4㎏の卵巣嚢腫を体に作りました。身体の急激な異変で、初めて自分自身の死を意識しました。その時この世界の中で目に見えるもの、人、情報に流されて生きてきたことに気づき、「自分の人生を生きよう」とスイッチが入ったように感じます。病気について「なんで私がこんな目に合うの?」と嘆きつつも、「神様に護られている」ような啓示的な至福や、導きの感覚を初めて感じました。

 

そして、一人で脳内妄想の狭い世界に閉じこもりがちな私が、周囲の人たち、看護師さんはじめ医療関係者のあたたかさを受け取り、自分も世の中の役に立ちたいと思いました。

 

その卵巣嚢腫での入院・手術をきっかけに、医療・スピリチュアルケア・ターミナルケア・介護・自然療法・健康法・様々なヒーリング・心理学・夢分析など、30代から40代にかけて、必要と好奇心の赴くままに学びました。一時は傾聴法の訓練にも心を注ぎ、病院の病棟でボランティアなどもしました。

 

自分の癒しにおいては、数年間フラワーエッセンスを愛用していました。特に、バッチ博士のレメディは、ネガティブな感情を指標に使うレメディを選ぶため、感情の観察(自我と距離を取ること)の助けになりました。

 

 

ピンク薔薇

 

 

その後39歳の2004年からブログを書き始めました。そこでの気づきと出会いと流れで、2006年春に、エネルギーヒーリング・ボディワークのセラピストとして開業しました。そしてセラピストの世界観のバックボーンを求めて受講した、やすらぎの部屋・川上貢一さんのクラスで、奇跡のコースと出会いました。

 

そして今日まで、肉体と心の癒しについて、必然的に体験的に学び悩み、試行錯誤しながら細々とやってきました。その間に、母親の介護と看取りと、離婚(2011年、45歳)もしました。

 

離婚後2年弱の一人暮らしの間に、初めてコースのワークブックを最後まで終えました。その後実家に戻り、9年前からは「びわきゅう」(枇杷の葉と種のエキスを使った温熱療法)で生計を立ててきました。

 

びわきゅうの療法は、なぜか「妹と一緒に習う」という直感に従い、二人で研修に通い習得しました。そして7年近く前に、父が胆嚢がんステージ4とわかった時、「びわきゅうで治したい」という父の願いで病院の処方での服薬と共に、妹と共に家での手当てを1年間ほど続けました。

 

父の体のがんは失くなりはしなかったけれど、進行はゆるやかになりました。また、痛みの緩和には役立ったし、手当ての際に穏やかな心の対話の時間を、父と持てたのはよかったと思っています。そして6年前に見送りました。

 

父は病院で私が一人でベッドサイドに座っている時、目の前で逝きました。一瞬で父がスッと肉体から抜け、楽になったことが感覚でわかりました。また葬儀では、この世での執着、恨み辛みから解放された父のエネルギーを感じました。悲しみよりも「人間卒業おめでとう!ありがとう!」との思いが大きかったです。

 

その後の私が見た夢の中で、「今いる世界はこんな感じ」と父が話していたので、戸惑いつつも、あちらでいい感じで過ごせているのでしょうと思っています。

 

 

ピンク薔薇

 

 

ということで、17年前の母との別れの後、父も見送ったことによって、父も母もほんとうに私と姉妹を愛し護ってくれていたことが実感できました。そしてすでに厄年からスイッチが入った、一連の今生の役目が終わったように感じていました。それなので、生まれ変わったかのように次の人生を始めたい、という心境になりました。

 

それで今は、びわきゅうなど身体の手当については、引退しました。身内や私が必然的な出会いだと感じる方についてのみ、承っています。

 

今は、過去と自己イメージにこだわらず、行きたいところへ行き、したいことは、自分でストップをかけずどんどんやってみて、よく味わってみることを試しています。まだまだ狭い行動範囲でのことではあるけれど。そして、違和感あること、したくないことも止めてみています。また、気が進まなくても、導き・必然と感じたものには、恐怖に震えたりボヤいたりしながら、飛び込んでみています。

 

そんなことをしながら、自然でも、人でも、そのどんな醜さ不快さにも目をつぶらず幻想と認め手離し、本来の美しさと愛を究極の細部まで享受し愛でたい、と心から思います。

 

 

ピンク薔薇

 

 

ここ2年ぐらいは、現代語訳の『源氏物語』(角田光代訳)を読んでいます。1000年前に書かれた壮大な小説を、じっくり時間をかけて味わっています。今後は、古文でも読みたいと思っています。2024年は、作者、紫式部が主人公のNHK大河ドラマ『光る君へ』を見ています。

 

その他、趣味は、年に何回かする自己流の仮装です。6年ほど、ハロウィンに、仮装をして市内のお宅訪問や街歩きをしていました。見る人たちがテンション上がり喜んでくださるのでこういう、自分の体の「使ってもらいかた」も楽しいです。(下の画像にあります)

 

2025年は、夢ほどき案内人としての活動を進め、アートやパフォーマンスの世界へとさらに入っていこうと思います。

 

 

ピンク薔薇

 

 

私は器用でもないし、敢えて無駄に思えることや回り道もするし、この世的には賢くない生き方をしてると思います。けれど、日々至福を感じる時が持てるから、とりあえずは結構上出来な人生だよなぁ、とは思っています。

 

そんな私は、これを読んでくださっているあなたと、どんなご縁でつながれたのでしょうか。

 

ぜひご一緒に、今ここにいる喜びを味わい尽くしましょう。

 

乱文ご容赦くださいませ。お読みくださり、ありがとうございました❤️

 

 

美和子

 

 

 

 
 

 

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美らくる堂

夢ほどき案内人

十川美和子