美らくる堂
美らくる堂の、美和子です。
ご無沙汰しておりました。
ブログを書いていない間には、導きと感じるものに従ったり従わなかったりで、様々な活動をしたり、旅に出たり、のんびりしたりしておりました。
ただただ見事にアレンジされたそれらを味わうばかりで、まとまった書き言葉にはならないで時は過ぎてしまいましたが、これから少しずつ、記憶の中にあるものを書いていこうと思います。
3月の半ばに、都内の阿佐ヶ谷にある名曲喫茶ヴィオロンで、初めてのライブ出演をしました。
ゆめかたり ~ 歌と朗読などというタイトルで、友人のみずきしょうこさんたちと共に、各々が今一番表現したいパフォーマンスをしました。
2018年と2019年の初夢から今年の初夢に至るまで、
「観客席には、心から満足できる『神席』はない。ステージ上の推しを愛でる立場から脱し、自分が舞台に立つ」
そういう意味のことを繰り返し、夢からうながされていました。
ご参考記事)2019年1月の夢「ステージ体感席に招待される」
(別サイトへリンクが飛びます)
夢見において「舞台に立つ」というのは、「人生の主役として生きる(誰かの脇役として生きるのではなく)」という意味もありますが、私の場合は文字通り「人前でパフォーマンスをする」ということだったと思います。
それからコロナ禍を経て、リアルな舞台には上がらないまま、ずいぶんと時は過ぎてしまいました。
2月初め立春の日に神戸で、みずきしょうこさんと吉田苓湖さんとドリームセラピストたちの初夢会をしました。
しょうこさんご自身の「自分の夢の読み解きに関して、さらに一歩現実的な手応えと理解を得たくて、『2024年の初夢会をプロの集まりで開催したい』」と いう願いを行動へ進めて開かれた、集いでした。
会の始めに苓湖さんが二人に、京都で作られたという貴重な「藤袴(フジバカマ)」のフラワーエッセンスのボトルをくれました。
それを飲んだら、すっと心のざわつきが消え、ストンと落ち着きました。
そして、3人で各々が見た初夢について、たっぷりたっぷり話しました。
ほんとうに贅沢な豊かな時でした。
私が、他のメンバーたちの初夢と自分の初夢をよく味わってから受け取ったメッセージは、
「もう、待ったなしで取りかかるべし」
「声を使っての表現」
でした。
この夢の詳細については、後日、夢のワークショップや記事でお伝えしますね。
この時の、しょうこさんの初夢からのメッセージは「自分との約束を果たそうと動き出す」
それがテーマとなって、3月にライブをする運びとなりました。
苓湖さんが見た夢からは私は「人生の旅路で何があってもありのままで自分を差し出せばよいし、与えられるものをもらえばよいのだ、それが廻ってゆき、みんなで豊かさを享受できるのだ」というメッセージを感じ、苓湖さんの在り方が安心と確信をもたらしてくれました。
その時しょうこさんに、「ヴィオロンを予約してあるから、ライブに出るんだよ」と言われて、私は何の芸も持っていないのに、「うん」と答えていました。
とにかく、数年来抱えてきたもの……いつかのどこかで自分が自分に約束していたものを実現しなくては。
他に選択肢はありませんでした。
そんなわけで機会と場をいただいて、つたないながらも、美和子としての初舞台に立ちました。
角田光代訳『源氏物語』「花宴(はなのえん)」の帖より、光源氏と朧月夜の君との、出逢いと逢瀬の場面を中心に読みました。
その時表現したかったのは、桜の宴の華やかさ、光源氏の凛々しさ、月夜の妖しさ、朧月夜の君の艶っぽさ、でした。
今回、出し物を披露した4名は、みな、夢見に信頼をおいて、日々、夢から指針や癒しを受け取って暮らしている人たちでした。
そして、これから各々が新たなスタートを切っていくという、私たちでした。
この時の感想を簡単に書くことはできません。それらをじっと抱えて温めて、孵していこうと思います。
美和子