ミントグリーンの薔薇の画像

 

 
 
【夢の思い出し方】
 
 
夢からのメッセージを受け取りたいとき、夢を思い出すコツをシンプルに言えば、「夢に関心を持って、憶えていようとする」ということでしょうか。
 
夜眠る前に、たとえば、「朝目覚めたときに、夢を憶えています」「夢を憶えていられますように」など、自分にとってしっくりくる言葉で宣言する、または祈るのもよいでしょう。
 
眠る前に、知りたいことを尋ねたり、夢で体験したい何かをお願いしてみるのも、おもしろいでしょう。
 
枕元に、夢をメモするためのノートとペンを用意する、ボイスレコーダーを置くなどすると、思い出しやすくなり、記録しやすいです。
 
そして、夢を憶えていたら夢日記に書き、夢から感じたメッセージを日常で活かしていき、夢の価値や恩恵を感じると、さらに夢が憶えやすくなり、メッセージもはっきりしてくるようです。
 
真夜中の夢を憶えていようとするのは、安眠の妨げ、寝不足になるので、よほど印象的な夢でなければ、忘れてしまってもよいと、私は思っています。明け方、起床する前の夢のほうが憶えやすく、それで十分でしょう。眠る前に、「朝方の夢でメッセージをください」とお願いしておくのもよいでしょう。
 
起床の直前の夢でも、寝返りをゴロンとうっただけで忘れてしまうこともあります。夢は、見ていた時の姿勢を保っていたほうが思い出しやすいと言われています。体勢が変わってしまったら、元に戻ると思い出せることもあります。
 
私は、夢を憶えていたいときは、すぐに飛び起きないようにしています。そのまま日常生活に入ると、夢が薄れて忘れていきます。
 
寝床で、夢のかけらを憶えていて、ストーリーを思い出したいなら、目覚めた姿勢のまま、夢のかけらからイメージを手繰り寄せて思い出していきます。
 
思い出す順序はいろいろですが、始めから終わりまで繰り返し思い出して定着させます。後で夢日記に書くとき、これをしておくと書きやすいです。日記には、「私は〇〇している」のように現在形で書きます。
 
ただし、「夢ほどき」では、夢のかけらだけでもイメージを膨らませて読みほどけるので、ストーリーを憶えることにこだわらなくても大丈夫です。
 
夢には、つじつまの合わない妙なところがありますが、その妙なところこそが、夢ほどきのポイントになります。日記に書く際、つじつま合わせはしないで、「変なの~」と思いながら、そのまま書きましょう。
 
どうぞ、夢ライフを楽しんでくださいね。乙女のトキメキ
 

 

 

美らくる堂
夢ほどき案内人
十川美和子