小さい頃から紋様好き。
一日中ただただ眺めていても飽きずに居れた笑^_^
最近は細渦が好きです。
紋様一つひとつにも密かな意味が込められ、受け継がれているんだろうな。

私は創価学会員3世なのですが、2017年、共謀罪成立にNo!と言われた日蓮宗小野氏の発言に共感します。
私は対立は嫌です。
2017年のこの動画を今再び観て、日米軍事同盟とか監視社会化とか、軍拡、戦争する国を目指しているとか、もうすごく今の社会は益々そちらの方向を向いてしまっているなと苦しい気持ちになります。

軍拡よりも日常の生活!

例え異なるイデオロギー、立場だったとしても相手を分かりあおうとする思いを持って対話していくことからだと思います。

日蓮の御書758を2017年の時に知り、気になっていました。
「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」御書758ページ

この御書758に対して以前、私の恩師が教えてくれました。

「これは至言です。万変の苦がおのれ一人に帰するということ、そのおのれとはただ一人の存在です。
むろん他の人とは違う一人の人間です。
その私が衆生の異の苦を受けると言う。
それは無理に異の苦を受けるのではなく、自然に共感し共鳴する力、自分の内から湧いて出る力によって可能なのです。それは同情とは違います。
ありがとう!」
と。

御書758や細渦紋様のことも忘れてしまっていたし、深すぎて私にはまだまだ理解なんてほど遠い。
けど、自分の内から湧いて出るくる力、エネルギーみたいなものを紋様を通じて記憶が蘇りつつある。

28年前、中国少数民族自地区を一人旅していた頃、彼らの衣装、デザイン、建物、住まい、食や大地、命や自然を大切に、愛する意識に共感、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
彼らには無理がなく、自然で、素朴であると感動しました。

外部の人間がズケズケと入り込んで、勝手にパシャパシャ写真を撮るのは何だか苦手だったから、あまり写真は残っていない。
けど、この私の当時の大切な記憶を何かしらの形にしたいと思っている。


武イ族の刺繍

下記書籍より




細渦

日本の紋様ものがたり 唐紙師トトアキヒコ著より