日本って素晴らしい。美しいし、誇らしいキラキラ

まだまだ行っていない場所はたくさんあるので、旅にて感じ入りたい...。

ということで、文化庁が定めている日本遺産を参考に日本遺産巡りで〜すキラキラ

 

着物が好きです。以前は特別な日にしか着ませんでしたが

大人になって着付けも習い、ちょっとした時にも着物を着るようにしています。

和装小物を本場で買う!なんて素敵!と思いまして、

和装で欠かせない「足袋」の生産日本一の町、行田市にて足袋文化を浴びてきました晴れ

 

埼玉県の行田はJR高崎線「行田駅」と秩父鉄道線「行田市駅」があります。

おすすめなのは秩父鉄道線「行田市駅」での下車。

こちらですと駅前から徒歩である程度の日本遺産スポットを巡ることができます。

(JR高崎線の行田駅ですとそこからバス移動になるようです)

 

 

駅には観光案内と日本遺産ナビの看板が掲げられていました。

徒歩圏内である程度は網羅できるものの、今回は半日の旅としたので

すべてではなく、いくつかピックアップしてまわる事にしました。

 

 

私が訪れたのは日曜日!本当は平日に行こうと思ったのですが

事前に調べ、絶対に寄りたいと思った「足袋とくらしの博物館」が週末のみの営業と知り、日曜日にしました。

 

駅前のタクシー乗り場には2台のタクシーが待機していましたが、歩く気満々!

駅前から伸びる大きな道「古墳通り」周辺には足袋蔵がたくさん在ります。

行田足袋は約300年前に始まり、最も栄えた天保年間頃には27軒もの足袋屋さんがあって、日本の足袋作りを支えていたそうです。

その蔵を文化財などとして後世に継承すべく、今でもその足袋蔵が存続しています。

飲食店になったり、用途が変動している蔵もありますが、コトコトとミシンの音を奏で続けている蔵もあります。古に想いを馳せながら闊歩すると、時空を超えて、職人さん達の物づくりへの愛を感じます。

 

すると、さすが日本遺産の街!観光客にわかりやすいように案内板が設置されていました。

方向音痴な私でも安心です。思いやりに感謝、感謝。

 

 

忍城と書いて「おしじょう」と読みます。

こちらのお城を目指そうと思っております。

さきたま古墳も魅力的ですが、今回は見送る事としました。

行田市は映画「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜」でもロケ地となりました。

田んぼアートが有名なので、それが見られる8月〜10月あたりに再訪しようかなとキラキラ

その時に古墳も一緒に見るつもりです晴れ

 

初めて歩く行田の街。

少しはリサーチしたとはいえ、何からどう見るのが良いのか...。

と、思っていたら、すぐに日本遺産構成資産「武蔵野銀行行田市店店舗」とご対面!こちらは国登録有形文化財。足袋産業の資産面を支えた銀行が、戦後は足袋会館となり昭和天皇も訪れたそうです。

現在はかつてのミッションに戻り?、武蔵野銀行として稼働しているそうです。

 

 

外壁がスクラッチタイル貼りというものだそうですが、近くで見て綺麗だと思ったのは繊細な窓!埼玉県内では数少ない戦前の鉄筋コンクリート造(昭和9年竣工)の本格的な銀行建築として貴重な建物だそうですよ。

 

この銀行の道を右折すると忍城の方向だという事で、曲がりまして、しばらくするとお土産屋さん?「ぶらっとぎょうだ」という観光案内所が、朝10時前だというのにオープンしておりました(ありがたい)

 

 

ここで教えていただいたのですが、行田市の日本遺産関連スポットを訪れると日本遺産カードがもらえると!「ぶらっと、ぎょうだ」でもお土産を買うともらえるという事なので、帰りにまた寄る約束をしました。

 

 

まずは「忍城」へ向かったのですが、お城のリポートはまた改めて...という事で

忍城の後に行ったこちらのリポートから書かせていただきます。

 

足袋蔵が現在はお蕎麦屋さんとしてオープンしているという

日本遺産「旧小川忠次郎商店店舗および主屋」です!時代劇のセットのような佇まい〜🎬

 

 

11:00からオープンのお蕎麦屋さんなので開店同時に訪れました。

ここで早いお昼ご飯を食べるために、早起きして東京からやってきたのです。

開店と同時に入りましたが、30分後にはほぼ満席となっていました。

観光客のみならず、地元の方々にも愛されているお店のようです。

 

お蕎麦とは別にこちらも注文!これ、何という名前の料理なのかご存知ですか?

 

 

見た目は...コロッケですよね。

食べても...コロッケ...としか思えないのですが、なんと「ゼリーフライ」という食べ物です!

 

 

ゼリーフライは行田市の郷土料理です。なぜ、ゼリー?

由来は諸説ありますが小判型なので「銭フライ」と呼ばれていたのが転じていつの間にか「ゼリーフライ」と。お、お、面白すぎる笑い泣き

 

日本遺産カードももらっての、昼食タイムです。

 

 

ここは、足袋の原料を扱っていた小川忠次郎商店が大正時代に棟上した建物。

お蕎麦屋さんは土間のある建物内にあるのですが、そこから奥にも主屋が連なり、更には防火を配慮した造りになっているそうです。今はおいしいお蕎麦を食べられる店舗ですが、行田の足袋作りの隆盛期を物語る建造物!圧巻です!

 

 

さてさて、次回は忍城についてリポートしますね〜、そのうち〜、お楽しみ〜♡

 

 

日本遺産、行田の旅!つ、づ、くおーっ!