トイレを立ち寄りたくないところから一度は行ってみたいところに変えた
と、豪語する映画ってどういうこと?
興味がわいたので映画「PERFECT DAYS」を観てきました
役所広司さん演じる渋谷のトイレ清掃員 平山の淡々とした日常。
ほぼ台詞もなく、二時間出ずっぱりなのに
役所広司さん、凄すぎます。
人生を、哀愁を、小さいけどそれが大きな幸せという真意...。伝わる。
なんだか神聖な感覚になり、悟ると言いますか...
見入ってしまいました。
この映画には渋谷区に実在する17のトイレが登場します。
このトイレは「THE TOKYO TOILET」というプロジェクトにより
渋谷区に見たこともないようなトイレを!というコンセプトにて
有名建築家の方々が出かけたトイレで、
実はこの映画は
もともとこのプロジェクトをPRすることが目的だったそうです。
確かに映画を観ていると、
このトイレって渋谷区のどこにあるのだろう?と聖地巡礼したくなる。
更に主人公の平山が丁寧にトイレを磨き上げている様子を見ると
公共のトイレを汚してはならないと思うはず。
なんとも素晴らしい映画ではありませんか〜!
今日、偶然にも映画に登場したトイレ前を通過。
恵比寿駅前です。
この白い建物がトイレって!美しい〜
PRの手法も斬新ですよね。
映画を観ながら自然に興味をそそる.....やられました〜
すっかりトイレにも魅せられる、そんな映画でした