寒暖の差が激しい。それは春の証でもあるのでしょうけど、気候に心身ともに支配されつつあります。若いうちとはハートの筋力が違うのか(そんなもの、ないでしょうかね)、気持ちの勢いだけでは自分の行動を持ち上げられない世代。40代後半となり、特に雨の日の肩こりが顕著になりました。貴女はどうですか?ひどい時にはブラジャーをするのもイヤという友人もいて、そんな彼女にもおすすめしたのが肩を思いやるブラジャーです。

 

雨の日のみならず、長時間のPC仕事の日などに、私は肩を思いやるブラジャーを愛用しています。ストラップの中央が太くなっているこのタイプ!ちょうど、肩に当たる部分が他よりも更に太くなっているので、肩への負担が和らぎ、かなり楽です。

 

 

ストラップの太さのみならず、伸縮性もしなやかですので、バストメイク はしっかりしてくれるのに着け心地は軽やか。長時間、着用すると肩の疲れ具合がちがうのを実感できます。これは、デリケートなボディになりつつある30代後半からの女性達に圧倒的に支持されているブランド FLORALEのものです。肉質がやわらかくなった世代のボディに優しいアプローチのブランドで、私もファンです。


 

下着は体をいじめるためのアイテムではなく、体をサポートしてくれるアイテム。

ですが、加齢と共に下着の感触は変化してしまうので、20代の頃に愛用していたブランドのブラジャーが、年齢を重ねたことでつらいと感じる場合もあります。私自身、40代後半になってから、細いストラップのブラを着用すると肩こりがひどくなってきました。とはいえ、補整機能が控えめなソフトブラばかり着用し続けると、バストのエイジングが進んでしまいそうで抵抗がありました。ですので、補整機能はあるのに、ストラップは太めのものをセレクトし、バストメイク も肩こり対策も両方叶えたというわけです。

 

 

年齢に応じてボディが受け入れる下着も変化するので、ボディの素直な声に寄り添う下着選びを心がける!そして、ブランド転換も視野に入れて、自分が我慢しない下着を探すことをおすすめします。絶対にありますので!

 

また、ブラ着の際にジャストフィットしているか確認するために、肩をグルグル左右前後回したり、体をひねったりする!これで、ブラジャーがズレなければジャストフィットの証なのですが、この運動が五十肩対策にもなっているようで、ブラ着の度に肩ケアも兼ねてストレッチ運動をしております(笑)

 

また、肩への負担を軽やかにしてくてるのは、ストラップの太さのみならず、ストラップとカップがしっかりと合体してるタイプもおすすめです。


 

下の写真と比較すると、カップにストラップがどのようについているのか、違いが分かりますよね。下のタイプのブラがダメというわけではないのですが、比べると、上のタイプのブラの方がストラップが安定するのは事実です。肩こりがつらい人のみならず、ボリュームバストの方も、上のようなタイプ(持ち出しと呼びます)の方が、バストは安定し、肩も楽です。

 

 

ブラジャーは造形性のみならず、体が求めるタイプを、体調、世代も踏まえて選ぶことで、より心強いアイテムになります。肩こりの憂鬱を軽減する「肩を思いやるブラジャー」は、雨の日の必須アイテムになりつつあるワタクシです!

 

下着美容研究家 湯浅美和子

日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー