1000人のおっぱいを触ったフリーアナウンサーこと下着美容研究家 湯浅美和子です。ネット社会となり欲しいものがすぐに届くこと、そして、終息してくれないコロナ禍で、下着売り場へ行く機会は減りましたか?

 

私は下着美容研究家でもあるので、情報発信の予習も踏まえてなるべく直接下着を見るようにしています。触れたり、試すことで、初めてわかることもあるからです。下着売り場も細心の注意をはらって対応してくれるので、感染に対して不安に思ったことはありません。

微妙なサイズの差でシルエットが変化したり、相性の良い下着に出会えると自分のボディが一気に整う!色も肌映えするか否か、確かめることができる!やはり、フィッティングは大切だと思います。

 

 

下着美容研究家の私でも、売り場で信頼できる販売員さんに出会うと、素直にアドバイスしてもらいます。俯瞰でご意見をいただくと新しい発見もありますし、カラダは日々、変化していくので「自分はこうだ」という思い込みが、ボディや下着の悩みに繋がることも。

特に私のようなエイジング特急世代(40~50代)は、数ヶ月前と現在で肉質などに変化が!なんてこともあるので、売り場へ行くと、試着しながら悩みを解決できる!なんてことはよくあります。

 

声高に申し上げたいのですが、痛い下着&つらい下着などは世の中にはありません。下着痛は、自分のボディと着用する下着の相性が悪いことで起こります。別のサイズや違う下着に変換すれば、その悩みは一掃できるのです。だからこそ、下着売り場で試着することは、大事なのです。

 

コロナ禍となり、各メーカー、下着売り場でのフィッティングの仕方をかなり変えてきました。ここはワコールサイズオーダーの試着室です。自分にジャストフィットしたブラを約3000通りのサイズの中から導き出してくれるところ。以前はワコール デューブルベという名前でした。


(試着室:上半身ヌードでもストールを貸してくださる!)

 

ここの最大の魅力はバージス幅を合わせてくれること!

バージスラインとはバストの底辺の円周。ワイヤーを含む部分です。その幅はエイジングとともに曖昧となり、ブラジャーが合わない要因として、ワイヤー部分が合致しないということも考えられます。バスト下部は体の中でも最も早い段階で老化脂肪がつきやすい場所。脂肪が増え、肉質が柔らかくなることで、放っておくとバージスラインは正しい円ではなく楕円に変化していきます。

その速度を緩やかにするためにもバージスラインを美しく保つワイヤーは大切なパーツ。そのバージス幅を測定してくれるバージスメジャーというものがあるのがワコールサイズオーダー(旧ワコール デューブルベ)です!

 

 

これをバストに当てて、幅を測るのです。何種類もあり、導いた幅のカップを土台と組み合わせて、体に合ったブラジャーを探すという流れでした。

 

 

しかし!最近はこれを使わず、タブレットで管理しているとのこと。

コロナ禍で、素肌に触れないで正しいサイズを導き出すのはどうしたら良いかと考えた結果、洋服の上からサイズ測定し、データで導き出していく策を!企業努力と思いやりを感じました。

 

 

まぁ、私は信頼できる販売員さんは女医さんだと思っているので、ボディタッチしながらアドバイスされることに抵抗はありませんが、確かに20代の頃(まだ、下着美容に目覚める前)は試着するのも、販売員さんに触れられるのも恥ずかしくて控えていました。今思うと、もったいないと悔やまれます。20代前半、合わない下着をつけていたツケを今、実感している部分もありますし(後から解決できない合わない下着の怨念が〜笑〜)、専門家のアドバイスを聞いた方が良い買い物ができるのでね。


試着室で自分の体に合うサイズの下着を選ぶのは、美容&健康のみならず、結果、買い物の無駄もなくなるので大切だと思います。安心な状態で出迎えてくれる売り場がほとんどですので、下着を買う時は可能な限りね。

 

日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー

下着美容研究家 湯浅 美和子