一昨日のことです。

 

恵比寿の東京都写真美術館で開催された

映画「瞽女」に関連したトークイベントで司会を!

 

 

その際、瞽女についての詩を書き続けている

国見修二さんの詩を三編、朗読させて頂きました。

 

瞽女とは盲目の女旅芸人で

厳しい修行をして芸を磨き、

その芸や語り物を披露するために各地を巡りました。

峠を越え、一本橋を渡ってわざわざ来てくれる瞽女は

神の御加護として畏敬の念で迎えられ

瞽女が村に来た日はハレの日と言われていたそうです。

 

映画「瞽女」は新潟県三条市出身の

最後の瞽女と言われる故 小林ハルさんの半生を描いたものです。

生きる勇気をもらえる感動の名作で

メガホンを握った瀧澤正治監督が17年の歳月を経て

映画化させた作品ですキラキラ

 

一昨日は瞽女にゆかりのある方々のトークショーで

詩人の国見修二さんと

画家の渡部等さん

そして、瀧澤正治監督がゲストでした。

 

国見修二さんは詩集の他に

瞽女力入門という本も出版なさっていて

実在した瞽女さんの名言に国見さんの解説が書かれています。

表紙の絵は渡部等さんの作品です。

 

良い人と歩けば祭り、悪い人と歩けば修行

 

これは小林ハルさんの言葉です。


 

トークショーでは国見修二さんの詩を朗読させて頂くということで

本番前は緊張しておりましたが

イベントが終演した後、

瀧澤監督がね、

 

「朗読、もうすごくよかった。泣きそうになった」

 

そう言ってくださって

私の声で朗読を収録するお仕事のご依頼をいただきました。

感激ですキラキラキラキラ

 

コロナの影響で

私の朗読舞台「声屋 五感動」は足踏み状態ですが

8年間、やり続けてきた朗読舞台は無駄ではなかったと

思いました。

 

瀧澤正治監督に認めていただけたなんて

本当に光栄ですキラキラ

作品が完成しましたらご案内いたしますので

たくさんの方々に聞いていただけたら嬉しいです。

 

 

映画瞽女は関東では五月に埼玉と横浜で上映が。

更に全国各地でも上映予定です。

 

私は三回、観ましたが

三回とも泣き、心が洗われましたキラキラ