1000人のおっぱいを触ったアナウンサーこと下着美容研究家、湯浅美和子です。
私はインナー業界に従事する立場ではありません。でも、下着とボディのプロ資格であるインティメイトアドバイザーを取得したことをきっかけに下着の恩恵や役立つ知識をきれいになりたいと願う女性と共有したいと願い、下着美容を研究しております。
今ではおかげさまでたくさんの女性のボディメイクをさせていただいたり、一緒に下着ショッピングに出かけてお見立てさせていただいたり!下着美容によってジョイントでき、携わった皆さんが自身のスタイルアップに感動なさっている姿を拝見できるのは身に余るしあわせです。下着って本当にすばらしいのです!
私を頼ってくださる女性のうち、30代以上の多くの方に相談される下着事情のお悩みのひとつが「ショーツ圧によるVゾーンの黒ずみ」です。
Vゾーン、つまりデリケートゾーンが昔に比べると黒くなった気がすると。
顔とちがって自身のVゾーンをまじまじとチェックする時間は少ないかもしれませんが、意外とぼんやりと黒ずんでいる場合も!
それは、摩擦黒皮症という摩擦や刺激による色素沈着です。例えば、ひじやひざは骨の構造上、周囲より突起している分、洋服摩擦を受けやすい部位ですので黒ずみやすい!Vゾーンはショーツ圧を受けやすい場所。Vゾーンがいつのまにか黒ずんでしまっているのは、ショーツという物理的な摩擦を受け、メラニン色素が沈着し、深いシミになっているのです。
ショーツはデリケートゾーンを外部からの刺激から守ってくれる必須アイテムですが、それが圧となってボディに黒ずみをつくるとなると...。厄介ですね~。
その対策として、シームレスショーツや夜にはゴムのないショーツを着用するのがベストと、下着美容塾vol.63でも触れました。そこではシームレスにトリンプのスロギーを、夜にはウンナナクールのはらまきパンツを取り上げさせてただきました。機能はベストですがフェミニンさは・・・。やはり、レースィなショーを着用したいのも本音です。
そんな時はWacoalのソングを着用します。ソングとはTバックの一種なのですが、Wacoalのこのソングは本当に優秀です。私はもともとTバックをこよなく愛しているのですが、このタイプはTバックビギナーの方でもすんなり受け入れられる心地よいTバック。そして、嬉しいのがデリケートゾーンにゴムがないのでショーツ圧を受けずに済むという美点!最高です。
Tバックと言ってもバックスタイルはこんな感じ。
私はボディを整えるためにガードルを愛用していて、ガードルを一枚履きしたくないのでTバックをINさせていました。Tバックではないショーツですとヒップの生地がもこもこする感じでいやでしたのでね。写真のTバックは一般的なTバックよりヒップ部分に生地がありますけど、ガードルを重ね履きしてもすっきり!そこも気に入っております。
レース部分は伸縮性のある生地で、裾は切りっぱなし。バックのみならず、前面からサイドのVゾーンも同じレースです。
つまり、ゴムによる圧や縫い目による刺激がないショーツなのです。
これは、Wacoalの新作 重力に負けないバストケアブラのセットアップのショーツです。コマーシャルも打ち出しているメイン商品ですので「あっ、重力のブラジャー!!!」とブラジャーばかり注目されていますが、ショーツにも着目してください。このソングタイプも含めて3パターンのショーツがありますが、私は迷わずソングを買いました。
余談ですが、↓昨年購入したWacoalのSUHADA ONEもショーツはソングタイプを購入。Vゾーンにゴム圧のあるショーツよりもはるかに摩擦は少ないので、黒ずみ化の心配は軽減しました。
愛用歴を伸ばすことによって、選んだ場合とそうでない場合の差が黒ずみのちがいとして明確になると思います。
摩擦黒皮症はいわば深いシミでして、通常のシミよりももっと厄介なので本当は先手先手でケアすることが大切なのです。
①ショーツ圧をかけない
②スキンケアをしっかりする
この2点がかなり重要だと、私は思います。
私はルーティンのスキンケアとして鎮静効果のあるボディエッセンスを朝晩欠かさずVゾーンにぬっております。
私のSNSでは何度かご紹介していますが、RTのボディエッセンスは本当におすすめです。Vゾーン、肘や膝、足の甲などの刺激を受けやすいパーツはたっぷりと使用!うるおい感もおみごとですので、他、身体全体全部に使っております。(ハンドクリームとしても重宝しますし、香りが心を安定させるので緊張するアナウンスの本番前には首にぬります。持ち運ぶにはちょっと大きいのですが、その分、おうち、外ともにたっぷり使っても1ボトルなかなかなくならないコスパの良さも嬉しいです)
ちなみに、Vゾーンの黒ずみが気になっていた30代の女性にもおすすめしました。その女性は私のようにボディ全体に愛用した結果、Vゾーンの悩みのみならず、カサカサだったかかとがぷるんぷるんになったと二重に喜んでいました。
とかく、下着界のクイーンはブラジャーと思われがちですが、バストと同様にデリケートゾーンも自身の一部。愛でること、かまってあげることが美ボディへの近道です。
ショーツへの意識、Vゾーンのスキンケアを徹底することで、黒ずみも悩みも薄れてゆくのならありがたいですよね。
日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー
下着美容研究家 湯浅 美和子