1000人のおっぱいを触ったフリーアナウンサーこと、下着美容研究家の湯浅美和子です。残暑の中にも小さな秋を感じられるこの季節。ガードル推奨派の私は一年中、ガードルの恩恵をうまく利用しておりますが、ガードルはにがてという方も重ね着しやすい今からの季節に是非ガードルを愛用してほしいと願います。ガードルは体型の救世主ですし、着用し続けることで形状記憶されていきますからね。


 

 ガードルは最低限「上げる、おさえる、引き締める」の3効果を叶えてくれるボディの救世主です。その恩恵100%受けるには優雅にゆっくりとガードルを着用することが大切。そもそも、スタイルを整えるガードルはソフィスティケート(洗練)された女性が身につけるアイテムだと思いませんか?ルックスへの美意識が高く、自己管理の出来る女性でなければガードルなんていらないわとそっぽ向くでしょう。活躍するモデルさんの中でもガードルを愛用している人が多いのは、ガードルがスタイルをごまかすものではなく、スタイルを磨くアイテムだと理解しているからです。

 

私は以前、ガードルをはくようになったらおばさんになった証拠だというような誤解をしていました。そのため、ガードルを敬遠し、結果、スタイルは崩れてしまいました。その後、下着のおかげでスタイルは戻りましたが、もっと早くからガードルを着用しておけばよかったと悔やみました。

そんな失敗を反省し、今では20代の方々にも率先してガードルを薦めています。ガードルはプロポーションが崩れてから身につけるだけではなく、スタイルをキープする段階で身につけてもよいものだからです。その証拠に20代に人気のランジェリーブランドでもカラフルなガードルが充実しています。そして、実際、売れているそうです。

 

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自分を美しくすることにどん欲な女性は必ずきれいになります。その必需品であるガードルを愛用することはエージレスで与えられたチャンスではないでしょうか。そう考えると、ガードルがものすごくきらびやかに感じませんか?少し大袈裟かもしれませんが、まるで、ドレスを着るように、優雅な想いに包まれながらボディをメイクしていくなんて素敵なことではないでしょうか。

 

イメージだけではなく、実際に、ガードルはできるだけていねいにゆっくり着けることが大切です。ガードルは1枚で「あげる、押さえる、引き締める」という3機能をしながら下半身を美しくボディメイクしてくれます。ガードル1枚でできることはたくさんあるのですが、その効果をアプローチしている場所はそれぞれなので、その箇所がズレないようにフィットさせながら身に着けることが大切なのです。ガードルのヒップ位置はヒップに、ウエスト位置はウエストに、おなか位置はおなかにと、場所合わせをきちんとすることで美しいボディラインが整います。

 

そして、ガードルをショーツのようにそのままはくのはやめましょう。1枚履きという意味ではなく、ウエスト部分を持ってそのまま上へ引き上げるようにはくことはタブーなのです。はきづらいだけではなく、時には、親指の爪が素材

を傷めてしまうこともあります。

 

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ガードルは股上半分くらいから思い切ってを外側に折り返して着用することをおすすめします。折り返して、両手でサイドを持ち、そのまま両足を入れます。この時、膝部分から太もものお肉をグググと持ち上げるように、ガードル生地を滑らせながら足の付け根へ向かって持ち上げます。そして、まずはサイ(太もも周り)をフィットさせ、ゆっくりとウエスト部分まで引き上げていきます。ウエストよりもヒップの方が円周が広いので、折り返さずにはくよりもスムーズです。

ウエストまで引き上げたら、ガードルがまがっていないか中心を合わせ、ウエストとおなかを整えます。この時点で、ウエスト位置の前と後ろが水平になっているか、鏡でチェックするとよいでしょう。

ヒップはガードルの中に手を入れて、ヒップ下からヒップ上へ手の平で持ち上げると、太ももとヒップの境目が明確になります。

身につけた状態を鏡でチェックすると整った自分のボディにうっとりするはずです。自分がきれいになっていくのは、やはり、女性としては嬉しいことですから。ひとつひとつ、ていねいに確認しながらガードルを身につけましょう。

 

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下着美容研究家:日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー 湯浅美和子