アナウンサーで下着美容研究家の湯浅美和子です。

 

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 今週は下着美容研究家として、7月4日㈭発売の「女性セブン(小学館)」にて夏インナー特集ページや、TBSラジオの人気番組「田中みな実のあったかタイム(6日土曜18:30~)」に出演させていただいたり、楽しみがたくさん!

 

私はアナウンサーのお仕事で下着の取材をし、その世界に魅せられ、下着とボディのプロ資格「日本ボディファッション協会インティメイトアドバイザー」を取得。下着選びと正しい着用によってボディが劇的に改善されたその恩恵をたくさんの女性と共有できるのは、本当に嬉しいです。

 

さて、本日はショーツのお話しを。夏の下着マナーにもなりますので、よかったら参考になさってくださいませ。

コットンのショーツが大好き!という人でも、1枚は持っていると重宝するので、おすすめしたいのが切りっぱなしショーツです。

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ウエスト、裾、すべてに縫い目がない、外枠すべてを切りっぱなし処理しているショーツ。見た目は、布をはさみで切ったままなのですが、糸がほつれないようになっています。縫い目がないシームレスですので、ほぼ完全と入っていいほどアウターにショーツのラインがひびきません。

コットンのショーツが大好きな人でも~と、冒頭に書いたのには訳があります。実は、この切りっぱなし処理は、現時点では化学繊維でなければできないので、コットン(綿)や麻、シルクのような天然素材100%ではなかなかむずかしいのです

 

化学繊維と言葉で聞くと、身体に優しくないのでは?と思ってしまう人もいるようですが、そんなことはありません。

化学繊維は、天然繊維の質感を真似て作られているだけではなく、天然繊維の足りない部分を補うためにも開発されています。天然繊維よりも強度に優れているので、型崩れしづらく、何と言っても、虫は天然の物しか食べないので、化学繊維は虫をよせつけません。肌触りも心地よさを追求したものが豊富ですし、保温や吸湿速乾などと用途に応じた機能面も充実しています。肌に優しい成分が配合されているものもあり、その進化は素晴らしいものです。余談ですが、今は、ヒアルロン酸入りのインナーもある時代なんですよ。

 

ですから、化学繊維と毛嫌いせず、是非、切りっぱなしショーツを愛用してほしいです。

 

はくと、驚きます。まるで、もう一枚の皮膚をまとったような感じで、ヌードのようにぴったりとボディラインに添います。表示タグのない物が殆どで、通常、タグに記載される必要な情報は、生地の内側に小さくプリント打ちされています。ほとんど、目立ちませんし、肌への影響もありません。

そもそもがピタッと肌に添っている上、外脇がすべて切りっぱなし処理なので、ショーツのラインがアウターにひびきません。

あまりにも便利なので、いろんなメーカーから発売されています。

買うイントロとしては、最も万能なベージュの切りっぱなしショーツがよいでしょう。できれば、ココナッツブラウンのように少し濃いベージュの方が色も透けないのでおすすめです。最初は、自分の好きなカットパターンでよいと思いますが、形違いをいくつか持っていると、もっと便利です。

 

私は、色はベージュ、ブラック、ホワイトをはじめ、色つきなども愛用し続けてきました。カットパターンもウエストの長さ違い、ガードルのような長さ、ボックスタイプ、Tバックと、タイプ違いもかなり集めました。色々あると、本当に便利なんですもの。

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ショーツがアウターにひびかないというだけでショーツマナーへのストレスはなくなりますし、軽くて、肌と一体化しているので動きやすい点も魅力です。

ただ、絶対に、合うサイズをはく!という点がかなり重要になってきます。

フィットしていないと、ショーツにたるみができたり、ショーツからお肉がはみだしたりします。更に、サイズが合っていても、ボックスタイプ(お尻をすっぽり包む通常のショーツの形)は、ヒップの形によってはズレてしまうことがあります。下垂気味の人や、扁平気味のヒップの人は、太ももまで長さのあるものか、Tバックを買うとよいでしょう。

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 ショーツのラインを出さず、アウターをきれいに見せるには、本当に役立ちます。進化を遂げていくショーツの中でも、機能&マナーをサポートしてくれる切りっぱなしショーツ。1枚持っているだけで、利用価値はかなりのものですよ。

 

日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー

下着美容研究家・ランジェリーアドバイザー 湯浅美和子