アナウンサーで下着美容研究家の湯浅美和子です。

暑くなってきて、ボディラインが気になる季節到来ですね。下着美容の中でもブラジャーはその構造を覚えてしまえばすぐにスタイルに反映できるので、是非、参考になさってくださいませ。今日は、ブラジャーのストラップに着目です!

 

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万人共通のバストの悩み?と言っても大袈裟ではないのがバストをもっと中央へよせたい、もしくは垂れずに上げたい!ということではないでしょうか?2つの悩みを解決してくれるブラジャーは多種多様に発売されていますが、既に、貴女が持っているブラジャーでもその悩みを軽くすることができるはずです。そのブラ機能のひとつがストラップです。

 

その目利きを覚える前に肝に銘じてほしいのですが、ストラップはあくまでも主役ではなく脇役です。本来、ストラップがなくてもブラジャーが下がらないくらいカップやアンダーサイズが身体に合っているブラジャーを選ぶべきなので、よせたりあげたりする機能をストラップに100%頼ることはおすすめしません。でも、陰ながら、ストラップが補足機能を果たしているのも事実。知識として知っておくと、それはそれで便利ですので、参考にしてください。

 

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ほとんどのブラジャーにはストラップ(肩ひも)がついていますが、実はトラップはカップのどの位置についているかによって、バストをよせたり、あげたり!美乳アシストをしているのです

ブラジャーをよく見ると、ストラップとカップのくっついている位置がブラジャーによって異なります。カップの上部脇寄りにストラップがついているもの。カップ上部の真ん中辺りにストラップがついているもの。上部中央よりもやや脇寄りについているものと。実は、ストラップのついている位置は単純にデザインというわけではなく目的があります。この「つき位置」で、よせる、あげるという悩みを軽減することもできるのです。

 

離れたバストをよせたいのなら、カップの脇寄りにストラップがついているブラジャーをおすすめします。

 

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加齢とともに、右バストは右向き、左バストは左向きへと流れ、両バストがどんどん離れてしまう。そんなふうに「離れていくバスト」に悩んでいる人は脇寄りストラップタイプにするだけで、手っ取り早くバストは中央へよります。

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このタイプは、カップに収まったバストのボリュームが脇へ流れないように、ストラップが防波堤の役目を果たします。勿論、ストラップですから、バストを上げるという機能も多少はありますが、脇寄りストラップは、「よせる」という機能の方が優れています。ですので、脇がすっきりとしてスリムなシルエットに見せることも期待できます。このタイプのブラジャーをつけることをルーティンとすれば、ブラ着時、離れバストのコンプレックスとはさよならですね。

 

一方、脇寄りストラップよりも「あげる」機能が優れているのは、カップ上部の中央にストラップがついているタイプです。

 

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天秤と同じ原理!中央で上へ持ち上げれば、均等にバストが持ち上がります。フルカップに多いのが、このつき位置のものです。

ストラップ自体の「よせる」機能はほとんどありませんが、下がりバストが気になる人には「あげる」効果のある中央ストラップをおすすめします。

ただ、ストラップはあくまでもカップやアンダーベルトでバストを支えた状態に補足する添え木のような存在です。ストラップだけで強引に持ち上げようとはせず、あくまでも、脇寄りにストラップがついているものよりも「上がる」という位の意識で身につけてください。

 

と、ストラップのついている位置によって、よせたり、あげたり!

ヌードよりも確実にスタイル美人になることができる!ブラジャーってすごいですね。

 

りぼん下着美容研究家 ランジェリーアドバイザー 湯浅 美和子

(一般社団法人 日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー)

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