私、帝釈天騎象像の前におります
此処は東京国立博物館!
国宝特別展 東寺 空海と仏像曼荼羅
昨日、東寺展を観に行くのなら和装にしましょうよ!
と、友人とドレスコードを決めて、上野へ繰り出しました
まずは上野公園内の韻松亭にて和懐石を楽しみ
おなかをみたした後は美術館へ移動
ゴールデンウィーク中ですので、混雑を覚悟していたのですが
入場まで20分待ちで入ることができました
ただしこれは、前売り券を持っていたおかげで
当日券購入の列はすさまじい数の人でした
1994年に世界遺産登録を果たした「古都京都の文化財」
その構成資産のひとつである東寺は
弘法大師こと空海ゆかりのお寺です。
中国で密教を学び、日本へ持ち込んだ空海。
特別展では、まず、弘法大師像がお出迎え!
圧巻なるその様に威厳を感じました。
会場は東寺が誇る名宝が一堂に会しておりました。
緻密な曼荼羅も美しかったぁ、立像の数々を間近で見る贅沢、
なんだかパワースポットにいるような感覚になりました
この帝釈天騎象展は写真撮影も許可という寛大さ。
朝は強い雨音を響かせていた東京も
昼前には美しい青空に塗り替えられ、
上野公園ではたくさん深呼吸をしました
アナウンサーの友人の稲垣利江子さん
お母さまから譲り受けたという小紋のお着物、華やかですね!
帯は東寺の曼荼羅を意識した模様入りのものにしたそうです。
私も母の紬を着ました。
紬は和装の中では普段着です!
寄席や美術館へ行く時は着ることも多いのですが
今回の東寺特別展はあまりにも雅で
私も、小紋かつけさげを着て行けばよかったなぁと
東寺展は7日からまた展示品の一部が変わるそうです
今度は小紋かつけさげで再来したいなぁ・・・
国宝を仰ぎ見て、浴びたパワーは
理屈抜きで前向きな心を整えてくれましたしね