今日は国連が定める
核兵器の全面的廃絶のための国際デーです。
今日を踏まえ、一昨日、
東京の明治大学リバティホールにて記念イベントが開かれました。
今、この世界に核兵器はどのくらいあるか・・・。
その数は1万4000を超えると言われています。
では、それが使われたら・・・。
核兵器、いやですよね。
でも、それをやめさせるための行動を私たちはしているか?
イベントのパネルディスカッションで興味深い取材結果が発表されていました。
日本は唯一の被爆国です。
特に、広島、長崎で生まれ育った方々は軍縮教育を受けているはず。
でも、その地域に住む若者にインタビューした結果
「核兵器をなくすことはむずかしい」
「自分のちからでは変えられない」というような意見もあったのです。
確かに、今日も国連での首脳外交がニュースになっていますし
安倍首相のスピーチの中で核兵器にも触れていましたが
国民としてはNOというリアリティを感じないのが現状です。
でも、このままだとこわい・・・。
そういう思いはありますよね。
ゲスト出演なさった吉永小百合さんが
オーストリアの例をあげていらっしゃいました。
オーストリアも以前は原発に賛成していたのですが
国民の声で現在は原発がひとつも稼働していないそうです。
国民の声で、環境を、世界を変えることができたのです!
願うだけでは平和は実現しないと思います。
意識、そして、声をあげる。
それが結果、地球と命を守る、平和への唯一の術なのかもしれませんね。