今日はランジェリーアドバイザー湯浅美和子として!
ブラジャーにスポットを当ててみます
ご存知ですか?ブラジャーは、どんなブラジャーもよせて、あげて、支えてくれるということを
ブラジャーは下着の世界では「ファンデーションガーメント」と言い、基礎下着のカテゴリーに分類されています。
ブラジャーの他に、ガードルやボディスーツ、ウエストニッパーなどがファンデーションガーメントなのですが、要は土台になる下着です。
土台、つまり、ファンデーションとはメイクの世界のベースと同じこと。
基礎のファンデーションが整わなければ、その上にのせるものも栄えません。
ファンデーションガーメントは、体型を整え、理想のプロポーションに近づけることで、その上に重ねるものを美しく見せてくれるものなのです。
スタイル美人になりたいのなら、まずは「ファンデーションガーメント」を極めるのが近道でしょう!
ちなみに、「ランジェリー」とはレースを使ったキャミソールやスリップ、ペチコートなど装飾性のある下着のことです。
メイクに置き換えると、ブラジャーやガードルのファンデーションで土台を整え、キャミソールやペチコートのアイシャドーをのせる!そんなイメージです。
土台作りをするファンデーションガーメントは、ボディラインを整えることがメインのお仕事です。それは、欠点を強引に矯正するのではなく、あくまでも補う役目の「補整」です。その人の体型を生かしながら、下垂しやすいバストやヒップを保護したり、筋肉の緊張感をサポートします。補うわけなので、絶対に
苦しくありません。ここがポイントです。
仮にブラジャーやガードルをつけて苦しい場合は、サイズが合っていないということです。
サイズの間違ったファンデーションガーメントをつけていると、プロポーションが崩れたり、健康を害することもあります。何よりも、ファンデーションガーメント本来の役割である土台作りもできません。
サイズが合えば、ヌードよりも美しく、動きやすいボディラインへ導いてくれるで、身体に合うファンデーションガーメントを選ぶ事はとても重要なのです。
特に、ブラジャーは身体の中でも非常にデリケートなバストの下着ですので、合わないものをつけているとまともに不快感を感じます。
人の身体はさまざまですが、ブラジャーはどんな体型の人でも合うものがあるように、キメ細やかなサイズ展開やタイプ展開をしています。細かく、パーツの組み合わせ方を変えて作っているのですが、多いものですと40個以上のパーツを組み合わせいるものもある程です。
ブラジャーのファンデーションガーメントとしての最低限の役割は、バストを「よせる、あげる、支える」です。どんなブラジャーでも、必ず、この3つの機能を備えています。
でも、その中でも「よせることが得意なもの」「あげることが得意なもの」「支えることが得意なもの」があって、その違いは、パーツの組み合わせ方だったり、ブラジャーの種類によります。
ブラジャーを見ただけで何が得意なブラジャーなのかがわかると、お洋服とのコーディネイトができるようになります。
コーディネイト法を覚えると、その日の洋服が一番きれいに見えるブラジャーを選び抜くことができます。ブラジャーの選び方ひとつでやせて見えるので、体重が減っていないくても「最近、やせた?」なんて言われるようになるんですよ
日本ボディファッション協会認定インティメイトアドバイザー
ランジェリーアドバイザー 湯浅美和子
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