四ツ谷駅から徒歩8分ぐらい?

 

新宿区立新宿歴史博物館へ行ってきました。


 

現在、平和祈念展示資料館主催で開催中の

「マンガでみる抑留・引き揚げ」を見るためです。

 

日本は第二次世界大戦に敗戦しましたよね。

過去に戦争があって、

日本も戦って、八月十五日に終戦が発表された。

学校で習いましたよね?

 

でも、

それ以上の知識については?

 

私はじめ、戦争を知らない世代は

自ら知ろうとしない限り

戦争知識は曖昧で

このままでは

いつか風化してしまうような気がします。

 

私はアナウンサーになってから

戦争についての作品を手がける方々に出会う機会が多く

その史実のほんの一部かもしれませんが

知ろうと興味を注ぐことで

戦争の怖さを感じるようになりました。

 

それ以降、時間がある時は

過去の戦争について知る時間を

自分の生活の中につくるようになりました。

 

今回の企画展は

第二次世界大戦敗戦後、

シベリア抑留された(強い言葉で言えば捕虜です)

約60万人もいたという兵士や

満州(現・中国東北部)や朝鮮北部から

命からがら引き揚げてきた日本人が

自らの凄惨な体験をマンガにしたものを展示しています。

 

戦争を知らない、抑留や引き揚げを知らない

ワタシたちに

それをちゃんと知ってほしいという

切なる想いが込められていました。

 

 

赤塚不二夫さんはじめ

ちばてつやさん、森田拳次さん

北見けんいちさん、林静一さん

山内ジョージさん、横山孝雄さん

 

有名漫画家の皆さんも

シベリアからの引き揚げ者だと知りました。

 

戦争による過酷な体験を

記憶をたどりながらえがいたマンガに込められた想い

 

私たち、戦争を知らない世代の者は

受け継いでいかなければ・・・。

と、思います。

 

今週いっぱい25日日曜日まで開催しています。

入場無料です。