2017年、最後に観た映画は

米軍が最も恐れた男 その名は、カメジローMoviemovie*


 

TBSが誇るドキュメンタリー番組

ザ・フォーカスのプロデューサーでもある

佐古 忠彦監督作品です。

 

テーマはアメリカ占領下の沖縄から現代に

根深く残る問題とそれに立ち向かう人物の生き様。

実在した瀬長亀治郎氏の信念を描いた

ドキュメンタリー作品です。

 

恥ずかしながら、私はカメジローさんをよく知りませんでした。

ザ・フォーカスで見て、興味を持って映画を観たのですが

不屈の精神で米軍に立ち向かうカメジローさんの生き様と

そこに連なっていく群衆がまとまった姿に、

最後はただただ泣いていました。

 

 

報道のTBSならではの貴重な映像も登場しました。

特に、

当時の吉田総理とカメジローの国会バトルは凄かったです。

 

 

大晦日。

 

今、自分はしあわせか?

今、自分は平和か?

今、不満はないか?

今、人を大事にしているか?

 

 

 

以前、沖縄出身の戦争体験者が

「それでも生きてきた力を、今の人たちに学んで欲しい」

そう語っていたのを思い出しました。

 

沖縄は過去のことではなく、現在もですよね。

この日本においてです。

それを、私たちは知らなければと思います。

 

 

 

今夜は吉永小百合さんの朗読CD

第二楽章 沖縄から

「ウミガメと少年」(野坂昭如 作)を聞きます。


 

戦争を知らない子ども達が大人になった今、

その大人、私たちは

私たちが住む日本で何があって

今にどうつながっているのか知ることと

ちゃんと向かい合わなくてはと思います。

 

 

 

そんな気持ちにさせてくれる映画でした。

 

 

 

カウントダウンしながら

2018年、本当の意味で平和になることを

ねがいます・・・