愛するよりも愛された方がしあわせ
好きな人よりも好きになってくれる人と一緒になった方が良い
愛する と 愛される どっちがしあわせ?
皆さんはどう思いますか?
「女の人は絶対に好きになってくれる人と一緒になった方が良いよ」
今まで何度も言われました
でも、私の中ではどこかしっくりとこなくて
モヤモヤしたクェッションが心の隅っこでうずくまったままでした
そんなおぼろがスカッと晴れた
小説「きらきら眼鏡」に私が求めていた答えがあったのです
「そう!まさにその通り!」思わず読書の手を止め
スタンディンオベーションしたくなるほど爽快な気持ちになりました
小説のタイトルの「きらきら眼鏡」とは
いろんな出来事の美点を探すこころを持つ眼鏡です
架空の眼鏡なのですが、登場人物は、努めて
その眼鏡をかけながら世の中を見るというスタンスで過ごしています
それは、前向きな明るいっ子さんだから出来るのではなく
そうでもしていないと立ってられない程の痛みと生きているからかもで...。
この本との出合いは著者である森沢明夫 さんとの出合いからでした
映画「ふしぎな岬の物語(吉永小百合さん主演)」の原作者の森沢さんと
映画のキャンペーンイベントで出合い、以後、同年代の仲間みんなで集合!飲み友になっていただきました
お仕事がきっかけで森沢明夫さんの本を読んだのですが
どれもこれも私にとっては自己啓発本よりも生きるヒント満載で
本当にたすかっています
以後、森沢さんの新刊が出るたびにゲット
「きらきら眼鏡」も発売すぐに購入いたしました
先日、この「きらきら眼鏡」の舞台でもある西船橋にて
作者の森沢明夫さんとご一緒させていただきました
しかも、小説に登場するお店で、
小説でも大事な存在となっている小松菜ハイボールを飲みながら
飲み友特権として、サインのおねだりをしてしまいました!
ため書き、みわぴょんでもみわごんでも何でも良いですよ~と言ったら
「みわぴょんへ」って書いてくれました!森沢さん、優しいっ
加えて、今の私へ何か言葉をくださいって、
厚かましさでどんどこせまるみわぴょんに(笑)、
正に、きらきら眼鏡のような言葉まで書いてくださいました
この本、宝物です!森沢さん、ありがとうございます
小説「きらきら眼鏡」の影響か、
この日は、恋愛トークにもなりました
森沢さんの名インタビューに誘われ、すぅっと解き放たれたのか
普段、自分の恋愛話をしない私もついつい・・・
もう封印したはずの過去恋を思い出し(笑)、
私ってあぁだったなぁ~と、
あの頃の自分と瞳の奥で再会した感覚はふしぎでした
愛の注ぎ方は年齢のカウントと共に微妙に変わってきましたが
本質的なものは変わっていないような気も・・・
でも、しあわせの感じ方はキャパが広がった気もします
小説「きらきら眼鏡」は男性一人、女性二人という
三人の大人の「揺れ」と「成長」が描かれているんですけどね、
動く・・・・・ そこまでの、
中から外からのさまざまと折り合いがつけられない感じは
わかる~!人間、そんなにきちんとできないよねって共感!
だからこそ、その先の進化が美しくってね・・・
登場人物を友だちのような距離に感じたんですけど、
人間って正しいことだけではいられなかったり
努力だけではどうしようもならない事態もあるってことをね、
なんとな~く、そう思っていたからなのかなぁ・・
でも、「受け入れる」という勇気を奮い立たせた瞬間、
自分が立っているここが幸せな地になるということはわかります
日常に追われ、普段はじっくりと考えない(というか向き合わない?)
そんな心の「なんとな~く、そう思っていた感じ」を
小説「きらきら眼鏡」はなぞってくれた気がしました
そして・・・
愛する方がしあわせか 愛される方がしあわせか
私の中のひっかかりもスコーンと!
だるま落とし、真ん中全部抜けて、着地の決まっただるまの気分
おみごとっ
新年度前の今時期に読むと、春からの自分の歩幅が変わるかも
めっちゃ、オススメですよ~
さて!
3月11日には森沢明夫 さんの文庫本「ミーコの宝箱」が発売するそうで!
今から書店で注文してきま~す!
アマゾンでも注文予約しているそうですが、
本屋さんで「森沢明夫さんの本ください」と
知人の名前を言える快感は至福の時なので
知人の本は必ず書店で買うのでした~(笑)
雨だけど、行ってきま~す