以前、リポーターの仕事でイタリアのトリーノを訪れた時に、
少しでも今のワインの知識を持っていたら・・・と悔やみます。
トリーノと言えばピエモンテ州の州都。
サルデーニャ王国の支配者であった一族の功績を湛える文化財が
町のあちこちに残っていました。
あの細長いパン、グリッシーニも王様が作らせた・・・らしく、
トリーノの有名なパン屋さんでグリッシーニ作りを体験させてもらいました。
伸ばすのがとってもむずかしかったです。びよ~んびよ~んってね。
取材の後の夕食でスタッフの方が「ピエモンテといえばバローロ」と言っていました。
当時の私はなんのことだかさっぱりわかりませんでしたが、
ワインエキスパートの資格を取得するとともにワインの知識も増え、
今ならその会話にもついていけると思います。
ピエモンテ州を代表するワインであるバローロは
ネッビオーロというイタリアの黒ぶどうから作られています。
熟成期間が3年以上という法定のもと作られるこのワインは
勇ましく、口当たりもしっかりしています。
そんなことから
ワインの王であり、王のワインであると言われています
そんなバローロと相性のよい食事、つまりマリアージュに適しているものは
赤身のお肉!
ピエモンテ州の山岳地帯で狩猟されるジビエをはじめ
お肉との相性は抜群なのです。
ということで・・・。
昨夜はバローロとともに焼き肉を堪能いたしました
ワインがすすむ、すすむ
持論「おいしいものは健全なる栄養になる」を心に掲げ
食べまくりました
神楽坂の有名な焼き肉屋さんなのですが、
ここで必ず食べねばならないのが冷麺です
私史上、最高の冷麺。
麺のコシと冷スープのほどよいお味が
お肉を食した身体をゆっくりクールダウンしてくれるようで
心一杯、安堵が届きます
王のワインと王の食事!焼き肉は食べ物の王様って気がしませんか?
ごちそうさまでした~