"Encounters"- 遭遇、出会い

というタイトルで 初 個展?
を開きました。

大学院の修了制作に進むために
必ずパスしなくていはいけない審査です。

といっても、ここ一年でどれだけ制作をして
学んだかを証明するだけのことです。

昨年の8月に渡米してから
初めの1学期で粘土や描写を積んで
年が明けて春からは少し大きめの立体作品に挑戦して
夏まで更に大きめの立体と描写の融合を目指して
制作をしてきました。

色も形も個人的な好みと雰囲気で出してきたもので
それが自分自身の象徴だと気づいてから
自分が、じゃぁどんな環境や背景から成り立ってるのかを探るのと同時に
どれほど自分自身が社会に影響されて形を変えているのかを
見て気付くこともできました。
客観的には抽象的な色形でしかないけれど、ひとつひとつの作品が
生き物としてお互いに世界を繋ぎ合っているように表現しています。

審査も無事に終わり、(パスの証にハグをもらうw)
やっと卒業に向かって進みます。
卒業が最後の展示にならないよう
次に繋がる作品たちを作っていきますー!

小学生の頃、参観日にクラスのみんなの前で発表する時に
完全に上がってしまって、ひとりで笑いが止まらず
結局発表ができなかったことがあります。

中学へ入って、生徒会選挙の手伝いで
全校の前で友達の推薦書を読み上げるときも同じ事が起きてしまいました。

強いプレッシャーを感じやすいのか、人の前で注目を浴びるということに
急な緊張を覚えてしまうことから
まだ抜け切れていません。

こちらでのクラスはみんなカジュアルに話を交わすので
最初はどうやって話に加わっていけばいいのか考え過ぎてしまって(心臓がバクバク)
話についていけないばかりか、授業の内容も上手く入ってきませんでした。

思えば小さい頃から人前で話をするのが苦手だったなぁと
思い出してしまいました。
どうやったら克服できるのかな。。

私の姉はダンサーで、いつも人の前で発表するのを観てきて
私もああやって注目を受けたいなぁと思っていたけれど
いざ本番になると全然ダメになってしまう私。
これでは授業を教える側にも立ち辛いだろうなぁ。

人の影に立って黙々と何かに打ち込んで、結果をバンッと出す方が
私にとっては楽なのだけど、
色んな人と話せるようになったらもっと楽しいだろうなとも思う。

クラスで発言がもう少しできるように頑張らないとな。


毎月、一週目の金曜日は
First Friday (wikiにも載っている)
といって、色んなイベントが開催されます。

学校が始まって最初のFirst Friday は
やはりイベント盛りだくさんでした。

お昼には学校でアーティストの講義(Carol Hummel)
夕方はそのアーティスト直々の講評
そのあとはアクロン美術館にて違うアーティストのトークショー(Trenton Doyle Hancock)
続いて、先生方の展示のレセプション
と、夜遅くまでアクロンやクリーブランドに出ていました。

ケントの外に出るだけで新鮮な気持ちになれる!

留学してから1年が経ったけれど、
ようやく日本の文化から出て、外の世界から今までの自分を観ることができるようになったかなと思います。

アメリカの自由さに任せて、自分もいろんな表現ができるようになったけど、
アーティストからの講評は、いつも
"もうちょっとハメを外して!"
"もっと好きなように狂って大丈夫"

と、まだ自分が今まで浸っていた文化の殻から抜け切れていない所があるんだなと痛感させられます。

自分のアイデンティティーがどこからどこまで本当なのかを見極めるには
まだまだ経験と時間がかかりそう。

それを楽しみつつ研究していくことこそが今現在の自分のアートであります。