8歳くらいの頃


真冬の早朝3時


起こされて 車に乗る


極寒の 湖に到着


氷点下の世界


湖面は カチカチ🥶に凍っている


親父の趣味 ワカサギ釣り🎣


バールで 🕳️を開けて と言っても 


分厚い氷に 穴を開けるのは バールでは 無理


先客が開けた穴を見つけ 少し氷の幕があるけど


簡単に 釣り場ができる


手作りの釣竿で 釣り糸を垂らす


ケチな親父は 本格的な釣竿なんて使わない


でも 釣れないのです


しらじらと 夜が明けて 7時くらいになる


さすがに お腹が空いて ご飯は?


と聞いたら 千円札を 渡された


これで 売店に行って パンでも買ってこいって言う


子供ながらに いや この時間 開いてねーし


今なら コンビニがあるけど その当時は


そんなものない


売店に行くと 案の定 開いてない


戻って まだ 開店してないって言うと 無言😑


黙々と 釣りを続行


釣れもしないのにね


でも やっぱり お腹空いて もう一度


売店の方にいくと 喫茶店があった


小さなお店に 綺麗なお姉さんが 一人で


やっていた


メニューを見たら サンドイッチがあった


注文すると これ 大人ようだけど


大丈夫って言われたけど  


それ以外には ないんで 大丈夫ですって言う


出てきたのは トマトのスライスしたものが


パンに挟まっている 酸っぱいサンドイッチ


大人の味です


綺麗なお姉さんが セットだったから 食えたのかもしれない


結局 お昼まで いましたが 


いつも通り 釣果は さっぱりです


売店に 売っている 冷凍ワカサギを


買って帰る


さも 大漁と言わんばかりにです


このほか 🐝ノコをとりに行ったり


山菜採り ヤマメ釣り  なんだか 


自然界での 遊びばかり


お金がかからないものばかり


まあ でも 楽しかったかな


食糧危機が来ても 親父は 生き残れる


私は 無理だと思う😅