人の悩みや問題の大部分が、


人間関係といわれています。


人間関係と言っても多種多様で、


人の数だけあります。



その中でも、


今回は職場での


「上司と部下」の悩みや問題について


参考になればと思います。



悩みや問題は、些細なことから


起きてしまいます。



普段なら気にならないことが


ちょっとした、


上司からの厳しい言動での指導等で


部下が気分を害してしまう。



それが発端となって、


お互いに自分の正当性を相手に


ぶつけてケンカになり、


業務に支障が出るまでに


なってしまうこともあるのです。



その「ケンカの根本原因」は


お互いが「何で分かってくれないの」


なのです。



上司は、部下に対して「期待」や


「将来困らないように」との愛情からで、


良かれと思っての言動だったりします。


しかし、


ちょっとした言葉足らずや、


「この思いは、普通言わなくても


分かるだろう」


と思って言わないと、


結局相手に伝わらないのです。



一方、部下は上司に対して、


「部下には優しく指導すべき」や


「部下をもっと認めるべき」等


たくさん「べき」があるのです。


その「べき」が意にそぐわない場合に


ついイライラして衝突したり、


「自分は認められていない」や


「自分は大事にされてないはずだ」と


思い込んでしまったりします。


 


お互い「分かってほしい」のに


「分かってもらえない」には


理由があります。



それは、


「相手は他人」だからなのです。



人それぞれの、


考え方も


価値観も


物事の受け取り方も


違うからです。



大事なことは、


「分かってほしい」


ときは、


「言わないとわからない」


ということなのです。



そして、


「大事にされてないはずだ」の


思い込みや勘違いを、


「大事にされている」と思って


相手と接してみる。



これだけでも「大事にされてない」の


思い込みから抜け出すことが


できたりするのです。



これらは、


職場に限らず他の人間関係にも


言えることなのです。