子どもの頃、台風一過を
「台風一家」だと思っていたのは
夏だけでしょうか?
雨、風、台風の目
それが去れば、晴天をもたらす
家族……。
ある夜、旦那さまが
かなり些細な理由で、あーたんを
叱っていました。
何回もパパを呼んだ、あーたん
パパが来たら
用件を、言わなかったらしい……
夏:「パパも叱る前に
『あーたん何の用事?』くらい
聞けば良かったでしょ」
パパ:「男だから、そこまで
気が回らない…」
男だから?とかの問題なの
あーたんは、夏と
似てるところがあるので
つい
味方してしまう
パパはパパで
リンの方が、
気持ちが分かりやすいらしい
血液型も、関係あるのかな?
と思いつつ
夏:「パパは、あーたんばっかり
叱り過ぎなんだよ
誰が見ても分かるし
あーたんがパパから、離れていく
ばっかりだよ」
あっ
夏も、ストレートに物事を
言い過ぎた
それに、夏だってリンを叱り過ぎ……。
自分のことは○に上げてる。
それがパパの優しいところで
夏の欠点は
ほとんど指摘しない。
だから夏は、つけ上がるのよね
もちろんパパ
あーたんを、愛している。娘だもん。
夏にも、わかります。
あーたんと
コミュニケーションを取ろうと
思うと
向き合い過ぎて、空回りするのですね
夏も全く
リンに、同じ気持ちなので
パパの気持ちも肯定すると
あーたんへの、理解出来ない部分を
話し出す
あーたんの気に入らないところは
わたしに対しての
気に入らないところだわ
と思いながら。
*続く*