この雑木林の道は、以前にも、「秋の野辺 その3」で来た事がありますが、その時は入口だけだったので、今回は、その先が古道に繋がっているのかどうか、調べてみる事にしました。
雑木林の中では、犬を散歩させている人に出会いましたが、こうして撮ると、土の道の広さが分かるでしょう。
林の中には、先日の雪の重みで折れた古木が転がっていました。
後ろを振り返ると、今、入って来た所が、雑木林のトンネルのようになっており、いい雰囲気です。
冬の木洩れ日が、雑木林の太い幹の上に、葉っぱの影を落としています。
落ち葉を踏み締めながら、ちょっと細い脇道へ入ってみます。
何か新しい発見があるかと思いながら、こう言う、未知のゾーンへ入って行くのが好きな私ですが、夏場はさすがに入る気が起きません。(ヤブ蚊でボコボコにされます)
濡れた枯葉に足を取られながら、しばらく進むと、竹林に囲まれた、廃屋に出合います。
こう言うシーンを見たら、絶対にシャッターを切りますね。
こちらでは、林の中で、ダイコンを干しています。
木洩れ日が、白いダイコンを照らし、私の好きな絵になっています。
後ろを振り返ると、まるで「トトロのトンネル」のように、林の中の丸い道になっていました。
元の道に戻り、さらに先まで進んでみると、細い坂道になり、途中で犬に吠えられてしまいましたが、その先は広い道路に繋がっていました。
ここが古道であるかどうかは確認出来ませんでしたが、目の前には広い「和田の里」が広がり、この雑木林の中の土の道が、庚申塔と和田の里を結ぶ古道であっても、別に不思議ではないと思いました。