お世話になっております、営業のTです
今年も暑くなりそうな気配がMAX全開ですね。
そんななか明日、中古車査定士の試験があります・・・頑張ろう。





さて、車のトラブルで連絡頂く案件の一つでバッテリートラブルも多々ありますので
今回はバッテリーのお話



メーカーにより多少違いがありますが
バッテリーの製造年月の見方
バッテリー本体上面のラベルやふたに表示しています。 6桁の数字が製造(充電)時期を表していて、左から2桁ずつ日・月・年(西暦の下2桁)となります。

今回の場合だと2024年05月22日のバッテリーです。





近年では車中泊や趣味の活用にも、より多く使われ利便性が
両側スライドドアや座席ヒーター、USB充電やコンセント等の快適性が
ドライブレコーダーや各種センサー、踏み間違い防止等の安全性能が向上しており
それに伴ってバッテリーにも負荷がかかって来ています、特にアイドリングストップ車は特に注意が必要です。



バッテリーの平均的な寿命は2~5年といわれており
劣化して充放電の能力が低下していき使い過ぎるとバッテリーが上がってしまいます。
バッテリー上がりとは、使われる電力の量がバッテリーに蓄えられえた電力の量を上回り、
電力の供給ができなくなってしまった状態のことです。


バッテリー上がりの原因として多いのが
・エアコンの使いすぎ
・半ドアによるルームランプのつけっぱなし
・夜間走行後のヘッドライトの消し忘れ
・エンジンの切り忘れによる待機電力の消費
・自然放電による蓄積電力の減少(長期間車に乗っていない等)
・バッテリーの寿命
・ドライブレコーダーの駐車監視機能を使用していた

人為的ミスや装備品増加による複合的要因が多いかと思われます。


〇バッテリーが上がったら
バッテリーが上がってしまうと、エンジンを始動したとき、セルモーターが回らない、あるいは回そうとしても力なくカチカチという音だけが聞こえる場合はバッテリーが上がっている可能性が高いです。

エンジンの始動を試みた後は、電装品の作動を確認してください。
キーを挿せばエンジンをかけなくても通常はライトの点灯やパワーウィンドウを動かせるはずです。

もし作動しなかったり動きが弱かったら、やはりバッテリーに原因がある可能性が高いといえるでしょう。

バッテリーが弱っている状態で何度もエンジンの始動を試みても、ますますバッテリーを弱らせてしまうだけです。
エンジンを頻回にかけるのは、やめましょう。

バッテリーは自然回復しません
数分ならともかく、数時間待って様子を見たところで、弱ったバッテリーの能力は回復することはなく、むしろ状況が悪くなる可能性があります。





〇対処法
対処方法として、加入しているのであればJAFや保険特約でのロードサービスの活用があります。
保険でのバッテリー上がりでのロードサービスは、1度の使用では保険料は変わりませんので安心して下さい。

当社もロードサービスの提携はしておりますので万が一の場合はご連絡下さい。


またジャンピングスタートを行う方法もあります。
ジャンピングスタートとは、他の車から電気を分けてもらい、エンジンを始動する方法です。
ただ、電気自動車やハイブリッドカーは、電圧が非常に高く危険なためジャンプスタート出来ません。

バッテリー上がりの正しい対処方法がわからないときは、無理に自分で対処しないことが大切です。
車の電装系に触れると感電の危険があります。
ジャンプスタートは不慣れで、配線をつなぐ場所や手順を間違えると別の箇所が故障する場合もあります。
バッテリーが上がって理由や対処法がわからない場合は無理をせず助けを呼ぶのが一番だと思います。



本格的に暑くなる前に一度バッテリーをチェックしてみましょうね

それでは良いカーライフを!



ではまた。