半世紀前の東京・高島平 | 杉並から渋谷、浅草~イタリアへと世界を駆ける三浦 陽一のきょろきょろブログ

杉並から渋谷、浅草~イタリアへと世界を駆ける三浦 陽一のきょろきょろブログ

杉並をベースに東京の各地の裏路地をきょろきょろし、時に世界各国に出没して、世界の不思議を発見してくるブログです

先日スキャナーで取り込んだ古い白黒写真に
こんなのがありました。



都営三田線(当時は6号線と呼ばれていた)の巣鴨
―志村(現在の高島平)間が開通して間もない
1968年12月に撮った写真です。
志村駅で折り返す6000系電車。廃車になった後も
インドネシアや秩父鉄道で活躍しているスグレモノ
です。

驚くのは当時の高島平周辺の光景。
まだ西高島平方面への線路が伸びておらず、線路
の先は一面の荒野で秩父の山々が見えますね。



余りに気になったので、昨日夕方仕事の後にわざ
わざ高島平まで行ってみました。同じ場所が現在
はこうなってます。



線路が伸びてホームドアが出来たりしたけど、駅の
基本構造は変わっていないみたいです。

もっとすごいのはこちら。
当時の志村駅から北側を見た光景です。こちらも
遠くにアパートがポツンとあるだけで、一面工事現場。



ちなみに志村駅から高島平駅に変更となったのは、
この翌年の1969年8月1日。志村と言う駅名は7か月
余りしか使われませんでした。

同じ場所の現在の風景がこちら。



全くの別世界で面影がないどころではありません。
二枚の写真を見て、同じ場所だとわかる人は地元
にもいないかも知れませんねえ。

余りの変貌ぶりに愕然として三田線で帰路につきました。


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


「イタリア マル秘旅行術」第3刷増刷決定しました!
お買い求めはこちらから