昨日の「傾聴」に引き続き、
https://ameblo.jp/miuphotobrary/entry-12582500384.html
私を大いに悩ませた「アサーション」の学びについて
今日は書いてみたいと思います。
「アサーション」について
ご存じない方もいらっしゃると思うので、
簡単に”アサーティブなコミュニケーション”とは
どのようなものかを説明しますね。
アサーティブなコミュニケーションとは
ひと言で言えば、
「相手も自分も大切にする」スタンスで行う
コミュニケーションです。
例えば、あなたが図書館で
ここぞとばかりに集中して
提出期限が明日までのレポートを
仕上げようとしていると仮定します。
ところが、隣の席で学生数人が
大声で騒ぎ始めました。
煩くて、はっきり言って、
レポートどころではありません。
さあ、ここで、少し時間を取って、
あなたなら彼らにどんな風に伝えることで
静けさを取り戻そうとしますか?
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何らかの応えが浮かびましたか?
ちなみに、アサーションと言うものに
まだ触れる前の私の回答はと言うと・・・、
「すみません。あの、ちょっと声のトーンを下げてもらえませんか?」
でした。
(今だから言いますが、結構自信をもって答えてました^^;)
でもこれ、「アサーティブ」ではないのです。
一応、「うるさい」と直接言語化するのは避けたし、
「静かにして」と言うのは
「声のトーンを下げる」に言い換えたりして
相手を気遣って、工夫して
丁寧に伝えたつもり・・でした。
それなのに、なぜ?!どこがアサーティブじゃないの?!
では「アサーション」的に伝えるとどうなるかと言うと・・・
『すみません。私、明日までに課題提出しなくちゃいけなくて、
今だけどうしても、静かに集中したいのですが。』
となります。
「アサーティブ」か「アサーティブ」ではないか、
その違いにあなたはお気づきでしょうか?
(気づいている方、すごいっ!)
最初の提案、
「すみません。あの、ちょっと声のトーンを下げてもらえませんか?」
の動作を行う「主語」は
「あなたたち=You」であることが
お分かりでしょうか?
どんなに相手を気遣って
工夫して婉曲表現をしているようでも、
それが、
”あなた”(の方)が声のトーンを下げて!
”あなた”が悪いのよ、静かにして!
と言うメッセージであることに
変わりはないのです。
一方で、後者の、
『すみません。私、明日までに課題提出しなくちゃいけなくて、
今だけどうしても、静かに集中したいのですが。』
を行う主語は、「私=I」です。
静かに集中したいのはあくまで「私」で、
「課題提出」と言う事情を抱えているのも「私」です。
そこには、「相手=You」への要求は
一つも述べられていないのですが、
「私」が伝えたいことはすべて伝えていると言うことになり、
先方が、静かにしようが、そのまま騒ぎ続けようが、
「私」の要求は、
「相手」の判断にゆだねられる・・・と言うことになります。
つまり、先ほどとは違って、
メッセージの内容そのものの目的が
相手への「非難」になっていないのです。
なるほど「アサーティブ」な会話とは
そう言うことか・・・と、
その後、頭では理解した私でしたが、
実際に行おうとすると
これがなかなか難しいのです。
難しい・・・と言うより、
「抵抗がある」と言った方が正しいのかも知れません。
私は自分の中にある
この「抵抗」そのものが気になりました。
ここに私にとって「何か」重大な気づきが隠されていると
直覚したのです。
そして、その「抵抗」の先にある「真実」を
思索してみることにしました。
(つづく)
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。^^
さとうみゆき
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