アッパー系コミュ障と自他の境界線の曖昧な人 | 発達障害家族の記録

発達障害家族の記録

発達障害について、当事者として、
当事者の家族の立場としての両面から書いてます。

昨日、娘と話をしていて

娘が苦手なタイプの話になった。

 

現在大学生の娘は、今は気が合う人とだけ付き合っているようだけど

 

高校生の頃までは、部活で苦手な人とも関わらなきゃいけなくてストレスになっていた。

 

 

娘が苦手なタイプの特徴は、

 

①自分の話ばかりで人の話はいっさい聞かないタイプ

 

②自分と他人の境界線がおかしい人

 

だそう。

 

①は、今どきはアッパー系コミュ障っていうらしい。

 

アッパー系コミュ障?

 

初めて聞いた言葉。

なんじゃそりゃと思ってググってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 特徴をみてみたら、

 結構私、当てはまるやん・・・(笑)

 

 この部分

無駄に声が大きい
初対面から馴れ馴れしい
自己主張が強い
自分の話しかしない
自己中心的で空気が読めない

 

 
 アッパー系コミュ障はコミュ障の自覚がないのが特徴らしいけど、私はコミュ障の自覚はあるよ?(笑)
 
 人の話が聞けなくて、会話が噛み合わないのだから、コミュニケーションができてるとはいえない。
 
 ただ、誰にでも話しかけられるから、コミュ障だと言っても夫も義母も信じてくれなかったけど(^-^;
(夫と義母は自分から話しかけられないタイプのコミュ障)
 
 
 なんでも、自分の職場にアッパー系コミュ障がいると絶望するものらしい(笑)
 
 
自己愛性パーソナリティ障害やADHDでもジャイアン型なタイプがこれにあたるらしい。
 
 
・・・・気を付けよう(笑)
 
 
②の他人との境界線がおかしい人
 
娘『なんて表現したらいいかわからんけど・・・・、自分のことが他人の話にすり替わってたり・・・なんていうか、他人と自分を同一視させちゃう人?』
 
例えばこういう事らしい。
 
自分が好きなことなのに、『うちの妹がこれが好きって言ってる』と、妹さんがそうだという話になっていたり
 
娘が仲良くしてる友達Aちゃんがいて、娘が苦手なBちゃんはAちゃんと仲が良いわけじゃないのに、
 
Bちゃんは娘と自分を同一視してか、いつの間にかBちゃんもAちゃんと仲が良い友達だと思い込んでしまっていて、娘もAちゃんも『え?』ってびっくり。
 
 
・・・多分これはASD(自閉症スペクトラム障害)の特徴で説明がつくことだと思う。
 
私も小学校の時に経験がある。
 
友達が私は一度も会ったことのない人の話をしていて、聞いているうちに、自分が友達と同化してしまったというか、友達の目線になってしまって、『あの人は○○だからねぇ~』って言ってしまった(笑)
 
友人『いや・・・あんたその人に会ったことないでしょ?!(笑)”あの人”っていうのおかしいでしょ?!』って突っ込まれたけど(笑)
 
↑この話は確か、azzurosangoさんの過去記事へのコメントで書いたような気がする。その時にazzurosangoさんからそれは『サリーとアンの課題』にあたるというような返事を頂いたと思う。
 
そう、ASDがサリーとアンの課題が苦手なのも、それぞれの立場の目線に切り替えるのが苦手だから。
 
自分と他人を同一視してしまったり、自分のことが他人のことにすり替わったりするのだ。
 
 
そういう意味で、世間一般のイメージのコミュ障(今どきはダウナー系コミュ障っていうらしい)は、空気を読み過ぎてしまったり、自分と他人の違いをキッチリ認識しているので、
 
世間でいう”陰キャ”はASDにはあまり当てはまらないような気がする・・・。
どちらかというと”陽キャ”のほうに隠れADHD、隠れASDが潜んでる気がする(笑)
 
 
それにしても、うちの娘
自分の母親に似た特徴の人が苦手なタイプとは(笑)