①市販の水素水と消化器系の負担について

今日は流行りの水素水について

スポーツジムや温泉に行くと

水素水のウォーターサーバーが設置してあったり

高濃度のアルミパウチ入りの水素水や

水素水スティックで金属マグネシウムが入っている棒だったり

水素サプリメントだったり・・・・

これらは本当に効果があるのか、否か

体に負担はないのか

オジカさんの水素講座や私の講座に参加した方なら

よくご存知のことと思います

というわけで、水素について

簡単にですが記事にしたいと思います

「水素水の水素は抜けやすい！」

と聞いたことがあると思います。

というのも、水素はとても不安定な物質でして

酸素と結合して消えてしまうわけです。

市販されている水素水をいくつかチェック

うちにある、水素の量を計る溶存水素計と

酸化還元電位計で計測しましたが

ほとんどが、水素が微量に残っているか、もしくは

ただの水。

わりと残っている高濃度のたぐいの水素水もありましたが

その問題点は、アルカリ性という事

ひと昔前は、アルカリ性が体に良いという事で

アルカリイオン水なんかが流行りましたが・・・

私の栄養療法ケア講座に参加した方なら、ピンと来たと思います！

胃のある動物というのは、まずは命を維持するために

胃に入ってくる物に反応して、強烈な酸性の胃酸を分泌するわけです

入ってきた物を分解し、吸収できる状態にするために

結合している栄養素を切り離します

また、胃酸と共に、胃粘膜から分泌されるタンパク質分解酵素の

前駆物質である「ペプシノーゲン」が出てくるわけですが・・・

この状態では「不活性」であるため、タンパク質は分解できません

どうすれば、「活性」状態の「ペプシン」になるのかというと・・・

胃酸の指摘な酸性（ｐHにして１．８～２）が必要なのです

この活性状態のペプシンによって

結合しているタンパク質は切り離されて、体が材料として使える状態になります

分解がうまくできず、高分子の状態のタンパク質というのは

体にとっては異物で、免疫の攻撃の対象です

そこで活性酸素が過剰に生産され、炎症が起こり

疲れや頭痛だけでなく、アレルギーなどの不調にもつながります

グルテンやレクチンの分解も難しくなるので

より体には負担、不調が現れやすくなります

また、胃酸をアルカリ性で薄めてしまう事によって

タンパク質分解が難しくなるだけでなく

過剰に存在すると体に悪影響をもたらす

ウイルスや菌の抑制もできなくなるわけです

レバーや牡蠣にいる菌に当たりやすくなったり

耐酸性があるカンジタですが、その抑制にも一役買ってくれているのです

アメリカやヨーロッパでは当たり前に知られてい情報であるため

アルカリイオン水の飲用は注意するように新聞にも掲載されていますが・・・

日本ではなかなかそういった情報が、利益優先の流れで広まりにくい現状

そして

なんだかんだと言いましたが

スティック型や、電気分解、市販の水素水の

アルカリ性～中性の水素は

ごっくんと飲んで、胃に届くまでの数秒

胃酸によって２割以下に減少してしまうのです

色々と考慮してみても、消化器系やその他、体に対する負担が大きいため

常飲することはオススメしにくいといのがあります。

アルカリ性食品は体に良い

の意味が勘違いして伝わっているというのも原因

梅干や酢の物、漬物などの酸性を摂取することで

体内がアルカリ性に変化するのです

そうすることで、免疫力が強くなったり、血液がサラサラになったり

疲労回復するわけですね

そもそも自然に存在する食材で

ｐHがアルカリ性というのはありません

じゃあ、私がオススメしている還元くんの水素茶は

どうなのかというと・・・

今、上げたデメリットというのがありません。

人工的に水素を作り出しているわけではなく

食材（還元くんにいれた茶葉、やハーブ、フルーツなど）の

もともと持っている成分、ポリフェノールから水素が発生しています

ポリフェノールは、分子内に数個以上のフェノール性水酸基

（－OH：この部分が抗酸化に関係している）の総称です

還元くんユーザーさんが、自分の還元くんを持って来てくれたので

計測してみると・・・・

溶存水素が1180ｐｐｍ

酸化還元電位がー617

すばらしい～

さらには、これはお茶（酸性）で作った水素なので

胃酸で消えることがなく

食後に飲んでいただく事で、食べた食材と還元くんのお茶が

胃の中で混ざり合うと、その食材自体が水素を持った状態になります。

さらにさらに、腸へ送られると、さらに水素が溢れます。

それについては、また次回に書きたいと思います＾＾

セミナーの時にはオジカさんから実際の体験談で

ガンやアレルギー、アルツハイマーだった方々の話をさせていただいてますが

ブログ掲載には限界があるので

そのあたりはご理解くださいませ・・・(;´д｀)

（おそらく薬事にふれてしまうと思うので）

あと、オススメおやつの記事ももっと書いて欲しいという要望を

セミナーの時にいただいたので

そちらも書きたいと思います

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