定期購読「少年サンデー」
昭和34年
一歳下の弟が腎臓病で入院した
当時4歳(幼稚園児)だったが絶対安静と言われ、母はマンガ雑誌を買ってやった
月刊誌の「少年」や「ぼくら」だけでは足りず発売したばかりの「少年サンデー」を買い与えたのだ❗️
当時母は
「幼稚園なのにマンガを黙読するなんてすごいねって病室の人達から言われたんだよ」と、
弟がマンガを黙読しながら笑ってたことを自慢してたっけ
これが私達姉弟の少年サンデーとの出会いとなった
初めは小遣いから20円ずつ出し合って買ってた(昭和34年、サンデーは40円だった)
マンガを余り認めていなかった両親はマンガで得た知識を披露する私達に根負けしたのか定期購読にしてくれたのだ
その頃の少年サンデーには漫画だけでなく読み物もあった
一寸した知識コーナーみたいなものもあった。
小1の子が口にする
「親の因果が子に報い~たちまちパンツは流されてぇ~」
これはおそ松くんの中の台詞
これを聞いた父は「随分難しい言葉知ってるんだな」と褒めてくれた
漫画で知った雨が降る理由を説明したり、
食卓に着くなり
「何々アイゼンハワーがどうしたって!」と台風坊や(マンガの主人公)の台詞を使ってみたら
アイゼンハワー(当時のアメリカ大統領)を知ってる事を喜んでた
と言うわけで、
われら姉弟の作戦勝ち❗️
小学舘の学習雑誌「小学○年生」の他にサンデーも定期購読になった
町の本屋が毎週届けてくれるのだが
待ちきれず本屋に取りに行ったっけ
少年サンデーで最初に記憶に残ってるマンガは「0マン」だ
言わずと知れた手塚治虫の作品!
リスのような人類が活躍する話なんだけど、今も覚えてるシーンがある
パパとママが大きなしっぽをハート型にして読者には見えないようにキスをするシーンだ♥️
しっぽのハートの上にはチュッ!とか描いてあったたぶんだけど…
何かドキドキしたものだ
可愛かったな~わたし
サンデーやマンガについても思い出が沢山あるなぁ