NHKのワーキングプアを観てショック受けました

昨日、土用の丑の日だからと鰻を食べました。
母が横浜高島屋で１時間並んで購入してきた、「うなぎ野田岩」の鰻。１人前（１串）2000円以上します。家族５人（父母妹ダーリン私）で、お腹いっぱい美味しくいただきました。全然臭くなくて、大きくてフワフワでした。他にもお魚屋さんで造ってもらった刺身、具のたくさん入ったサラダ、父とダーリンは"お取り寄せ焼酎"で晩酌、デザートは妹と私手作りのブルーベリームースとスフレ。。。。絵に描いたような"日曜の家族の食卓"です。

食後に見たテレビでは
「一生懸命仕事して、やっと食費（カップヤキソバ（ＴＴ））を捻出しても食べるのは数分」
と、ホームレスの青年（35歳だって・・（ＴＴ））が笑ってました。

妹には、先日のブログに書いた「ダ・ヴィンチ・コード予約１年待ち事件」の話をした時
「それぐらい買いなよ～（笑）図書館でベストセラー借りるなんて貧乏クサイ～」
と大爆笑されました。
（たしかに。図書館って買えない本を借りる場所だよね＾＾；実際に、予約した後で忘れてダ・ヴィンチは買っちゃったし・・）

テレビでは、ゴミ箱から雑誌を拾って、５０円で売って生計をたてているホームレス青年が出てきました。
仕事の面接に行きたくても、一文無しで交通費がなくて行けないホームレス青年もいました。
そのホームレス青年は、せっかく採用されても「住所不定」という理由で内定取り消しにあってました。

格差社会だというけど、ＮＨＫ特集の「ワーキングプア」を観て、本当にそうだと思いました。
テレビで取り上げるのは当然、極端にワーキングプアな下位数パーセントな人達です。
みんなが格差社会で貧乏じゃないのはわかってます。が、、

１串2000円の鰻に長蛇の列ができるぐらい買う人がいる
その一方で、
200円のカップヤキソバすら１日がんばって仕事してやっと買える人もいる
という事実。

テレビでは
「イロイロな意見の専門家がいますが、どの専門家も共通しているのは早急な対応が必要ということです」
と言っていました。ごもっとも。なんか危機感を感じます。

働いても働いても、貧乏から抜け出せない。
働いても働いても、収入が足りなくて税金が払えない。
パートナーの葬儀代のための貯金があるために、収入が無いのに生活保護が受けられない。
経済的な不幸から、アルバイト生活をするしかなく、スキルを磨けず正社員になれず、ホームレス生活になる。
ただ、「普通の暮らしがしたい」が夢の子供達。
子供達を大学に行かせたいけど、４０代になってリストラにあいアルバイト生活のお父さん。

今はノンビリとネットを見てる、平和なＯＬ妊婦のワタシも、ワーキングプアになる可能性は大いにあります。
（例えば、、ダーリンが外に女を作って、借金つくりまくってトンズラ、、、
　　　　　　大雨で家がローンを残した状態で半壊しちゃう、、、とかね＾＾；）

なにかがおきても、敗者復活が可能な社会であってほしいです。

そういう社会のために、税金は使って欲しいです。本気で。