『ジェットの窓から手を振るわ』 | 坂本美雨 Official Blog

『ジェットの窓から手を振るわ』

先日、下北スズナリにて、
ずっと楽しみにしていた
高田聖子さんが主催する舞台
『ジェットの窓から手を振るわ』を観ました。


憧れの聖子さんを、
スズナリのかぶりつき席で。

そして大尊敬する千葉雅子さんの脚本と、
木野花さんの演出。

出演は、坂井真紀さん、渡辺真起子さん、
宍戸美和公さん、そして聖子さん。

すばらしくないはずがないんだけど…。



4人の独身アラフォー女性が
それぞれの迷いや後悔、
「自分はこうだから」ってプライドとか、
これからへの不安を隠しながら抱えて、
暮らしている。

たまたまアラフォーのおはなしだけども、
まさしくアラサー(っていうか、ジャスト、サーだけど)の私もそうだし、
一緒に見に行った20代前半のも、
男性だってみんな、同じ不安は常にあるはずで。



20代後半にさしかかった頃から、
「おとこもつーらいーけどーおんなもつらいのよー♪」
…と、痛感し
色々な思いがあって

女の子の中に棲んでる、
その人の真実の姿=いとおしい『かいじゅう』が
バーン!!と解き放たれる…
っていう、リアルなファンタジ-が作りたくて
「PHANTOM girl」というアルバムができたのだけど、

共通する、バーンと飛び出す!
という「むきだし」がこのお芝居の中にもあって、
胸が苦しくなるほど。


聖子さんの役の独白のシーンは本当に生々しく、
4人のあまりにもバラバラのキャラたちの関係性や、
それぞれのやり方で一歩踏み出すところも、
全員が愛おしい。

終わってしばらくしてもなお号泣止まらず。

魔法がかかったように素敵なお芝居でした。



私もジェットの窓から手を振りたい。

私は元気ですーーまたねーー!って。



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聖子さんとミッキー時計がおそろだった(笑)


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うるわしの江戸っ子 真紀ちゃん、
ジューシィな椎茸をまるまる食す。