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初期状態は帽子をかぶっているので、できれば髪は隠した状態にしておきたい
という事で新たにモーフを作ります。

ここでは『髪たたむ』ってモーフ名を付けました。
この逆モーフを作ろうと思います。

逆モーフと言うのは0が初期なら通常は1にしてモーフが変化します。
それを-1のモーフにするという事です。(合ってる???)

 

簡単に言うと今のうちに『髪たたむ』モーフを1の状態で適用しておきます。
そうすると髪は帽子の中です。

それで髪を表示させる時は『髪たたむ』を-1にすれば髪が表示されると言うことになります。



これだと『髪たたむ』は-1で使うのでややこしくなりますね。
という事で-1のモーフを1で使えるようにモーフを作ります。これが逆モーフ

 

 

ここでは逆モーフの設定グループモーフ隠しモーフにする方法と表示枠のモーフ登録について記載しています。

 

 

 

 

逆モーフを作る 

 

 

 

髪たたむの逆モーフを作りたいので『髪たたむ』選択。

編集タブのプラグインから闇鍋プラグインを選択。

 

 

 

闇鍋プラグインのMORPH(モーフ)の中の頂点モーフからその逆モーフを作成をクリック

 

 

 

新たに逆モーフ『髪たたむ_reverse』が追加された。

 

 

 

 

髪たたむモーフをONにしてから髪を消して、現在の状態でモデル形状を更新

衣装:Ruby様

 

 

髪たたむreverseをONにすると再び髪が表示される。

 

髪たたむモーフはいらなくなるので削除します。

 

 

髪たたむreverseモーフは解りやすいモーフ名に変更します。

髪初期化』としました。

 

 

帽子を被った状態で髪は隠れましたが髪初期化を作るなら帽子を消すモーフもあると良いかなと思います。
今回は透過モーフで作ります。

 

 

 

帽子を消す透過モーフを作る 

 

今回は透過モーフをプラグインで作ろうと思います。

 

 

 

 

プラグインの材質ON/OFF切替プラグインを選択。

 

こんな画面が出る。

 

 

ここでは以下の材質が帽子の材質です。
これら(40~46番の材質)を消したいモーフを作るのでOFFボタンクリック。

すると右のほうに表示される。

 

 

Nameの所がモーフ名。ここでは『キャップ透過』としました。
Saveをクリックで新しくモーフが追加される。

 

 

透過モーフ。こんな風にだんだん消えていく。

 

 

モーフの変化量1で帽子消える。

 

 

 

これで帽子を消すことも髪を初期化することも出来るようになりました。
でも上の画像の状態にするのにモーフを2つ動かさないといけないですね・・・。
1つにすると楽じゃないかな?と思うのでモーフをまとめようと思います。
(もちろん2つのモーフのままでも良いです。)

 

 

 

 

グループモーフを作る 

 

まとめたいモーフを選択。

 

 

 

右クリックするとメニューでるのでグループモーフにまとめるを選択

 

 

そうすると新しくモーフが追加される。
内容を見ると髪初期化とキャップ透過が右側に表示されてる。
この新規モーフはG(グループモーフ)と書いてありますね。
ここでは2つのモーフを1つにまとめました。

 

名前を『キャップ消』としました。

 

 

キャップ消しをONにしたところ。
帽子も消えて髪も初期化しました。

 

モーフは『キャップ消』で消えるようになりました。
という事で『髪初期化』と『キャップ透過』モーフはモーフとしては必要ですがMMD内では不要になります。

なのでMMDでは非表示にしておいた方が分かりやすいと思います。

 

隠し(非表示)モーフにする 

 

モーフとしては必要だけど個別では使っていないものはMMDで不要だったりします。
そういうモーフは隠しモーフにすると良いと思います。(MMDでは表示されなくなる)

 

闇鍋プラグインのモーフのモーフパネルの変更を選択。
消したいものが1つの場合はその8つ下の隠しモーフにするでも良いです。
複数あるときはモーフパネルの変更が楽です。

 

 

こんな画面。

 

ずっと下いってさっきの消したい(不要)モーフ選択。

 

 

右上のところで0.システム予約を選択

 

 

 

するとモーフの左側が白いマスに変わった。これは隠しモーフです。

 

 

解かりやすく一番上に移動しとこう。(自由ですけど)

 

 

 

表示枠を整理(並び替え)する 

ここはモデルが違っているのですが、ここも必要かなと思ったので画像探してきました。
(ややこしくてすみません)

モーフを並び替えたら表示枠もチェックしないとMMD内でモーフが表示されない可能性があります。
その為モーフを並び替えたら表示枠も並び替えたほうが良いです。

 

 

隠しモーフ以外のモーフを全選択します。

右クリックでindexコピー。

衣装:Ruby様

 


表示枠タブに移動

 


表示枠の表情の所にモーフがあるのでモーフ全選択。
右クリックでindexコピーから追加/移動 を選択。

 

 

モーフの欄の並び順で表示枠にコピーできる。
白い□のマスのものは隠しモーフなのでここでは不要。
✖で削除する。

 

削除したものは非表示扱いになっています。
右側に載っているのが非表示になっているモーフ

 

 

これでモーフ関係は終わります。

あとはMMDで見て見ます。

 


 

 

 

 

モーフONで帽子消えて髪表示出来た。

 

 

あとは物理です。帽子を被っている時は帽子内のボーンは動いてほしくないので物理を切っておきます。

以下は物理がONの状態。✖マーク。

 

物理を切るには物理ボタンをクリック。
関連するボーンを選択してエンター押すと◆のフレームに変わる。(物理OFF)

帽子を被っている間はこんな風にOFFにしておく。

 

例えば0から100フレーム間は帽子を被っている場合、

0で物理OFFで◆のフレームを打つ、100フレーム目にもOFFで◆のフレームを打つ。

 

101フレームからは帽子を脱ぐ 場合、
100までは◆になってて、101からは物理をONに切り替えて✖でフレームを打つ。というような使い方です。

 

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございました飛び出すハート