【小説】LOST(1ページ目)★【小説】LOSTを最初から読む◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ふと、シーツの擦れる音で目を覚ます。隣を見れば一応の、彼氏が寝ている。身体に気怠さを感じながら、起き上がる。ベッドの下には、脱ぎ散らかした服がある。服を集めて、着替えメモを残して帰る。「別れる、ばいばい。」三ヶ月、それが私のタイムリミット。それ以上も、それ以下の付き合いもない。きっちり、三ヶ月。終われば、次の男を探すだけ。本気の恋なんて、するもんか。そう、思っていた。彼と、出会うまでは。▼次へ▼